竹島水族館の改装、拡大に向けた展望を語る小林館長。「飼育員が身近で、気軽に来館できる雰囲気は変わらない」=蒲郡市竹島町で 蒲郡市の竹島水族館が2024年1月から改装、拡大工事に入り、同年4月から段階的に開業する。運営権を民間事業者に譲渡するコンセッション方式で、民間資金を活用して既存棟に深海魚の水槽を新たに置くほか、昨年閉鎖された土産物店街「竹島パルク」を取り壊して大型水槽を備えた新館を整備。展示スペースは2倍近くに広がり、同館によると深海生物の展示は国内有数の規模になる。 市は24~37年度の運営権者として、市内の企業グループを選定。竹島パルクの建物を所有する不動産業の竹島開発を代表として、建設業の鈴中工業と、現在の指定管理者である一般社団法人竹島社中が加わる。水族館の運営実務は引き続き竹島社中が担う。市議会...