今回は「フロント紗幕(トレペ)」のテクニックです。 最近流行の、曇り空と言いますか、影の無い、柔らかいほわ~っとした感じの光質でちょっと暗いかな?、みたいな感じの広告写真を見るとことが多いと思います。ここで具体例を挙げるのは後々問題になると面倒なので避けますが、某飲料メーカーとか、某携帯電話の会社とかの広告の写真に近いライティングです。 これはどういう原理かというと「大きな光源」の「もっと大きな光源」と言った感じでしょうか。当スタジオには梁が出ており、そこに紗幕やらトレペだのを貼って大きな光源を作り出しているわけです。 ダイアグラムは; こんな感じで撮ってます。 実際に大きなスタジオなどですと幅6m以上とか、高さも5mくらいでやる場合もあり、セッティングはスタジオの大きさや機材で変わります。でも当スタジオくらいのスペースでもやろうと思えばできます。これだとソフトボックスとか要らないですし、