他業種で有名になった人が声優になった事例はほとんどない。 デビュー時点で無名であるのが声優の大原則である。 元々の知名度が高い人間が声優に転じた事例としては宍戸留美や日高のり子がいるので、絶対にあり得ないわけではないが、事例はかなり少ないので、無名であるのが大原則だと思われる。 平野綾ちゃんのSpringsは誰も知らないレベルであるし、その前に14歳で「キディ・グレイド」のリュミエールという役をやっているのが大きい。 キディ・グレイドの当時はやたらと上手い声優の人がいると思って印象に残っていたのだが、それが中学時代の平野綾ちゃんだと知って驚いたのはずいぶん後である。 花澤香菜と悠木碧は子役をやっていたが、子役時代の知名度が極めて低いので、無名人枠である。 知名度のある子役と知名度のない子役は全然違う。 宮崎駿作品や、ディズニーアニメの吹き替えを有名人がやることはあるが、それらは単発である。