「1週間分のゴミを撮っている写真家がいるんだよ」と言われてもにわかには信じがたいですが、フォトグラファーのGregg Segalは、文字通り、人々の1週間分のゴミを撮影するプロジェクトを運営。 「私たちが消費するもの、そして捨てるものは、私たちの健康と地球の健康のストーリーを語っているのです」というGreggは、2014年に家族や友人知人たちに「1週間で出たゴミをとっておいてほしい」と頼みました。 そして、そのゴミと一緒に並んで寝てもらい、写真を撮ったのです。 1週間で出るそのゴミの量にびっくり。Greggによると、この写真撮影に参加した人たちは、これを機に自分たちの出すゴミの量を自覚するようになり、ゴミを減らすような心がけをするようになったそうです。 この「7 Days of Garbage」という一連の写真は、大きな反響を呼び世界中のメディアで取り上げられたのです。 消費の問題について
森の中に突如現れる部屋のような空間。ドアからはシマウマが顔を出し、ヴィクトリア調を思わせるドレスを身につけた女性は、ウサギを抱いて物憂げな表情をしています。 いろいろなイメージをつなぎ合わせたかのようなこの写真。どうやって撮ったのか不思議に思う人もいるでしょう。ちょっと詳しい人なら「ははあ、別々に撮った素材をフォトショップで合成したんでしょ?」と思うかもしれませんね。 でも実はこの写真、合成を使わず、全て実際にセットを組んで撮影したものなんです。 写真家のAdrien Broomさんは、ファンタジックな光景を、合成に頼らず撮影するアーティスト。Broomさんはこうした作品を作り始めたきっかけを次のように語っています。 「もともと私は、コンピューターアニメーションを勉強していました。でもどうしてもCGで作られた物語には感情移入できなかった。現実に形のあるセットを組み立て始めてから、ようやく『
イギリス人のOliver Curtisさんは、これまで世界中の観光地を訪れては、カメラを構える観光客を尻目に、名所旧跡にあえて背を向けシャッターを切り続けてきた、異色のカメラマン。こんなことを2012年から実に4年もかけて取り組む彼のプロジェクト「Volt-face」、意訳すれば“方向転換”といったことろか。 どこか的外れなシロウトっぽい(あえてこう書きますが)写真の本当の狙いはどこに? 観光地で撮影されていたとしても、これらは観光写真か?もちろん答えはNO。言うなれば彼の作品は「観察写真」。4年前、ギザのピラミッドを訪れたOliverさんは、三角錐のランドマークに向かってカメラを構える人々を避けようとピラミッドを背にした瞬間、なぜだかこれまで目に入ってこなかった観光名所の“隠れた側面”に目が止まったそう。 世界中の誰もが知るあの有名な景色を前に、多くの人が見落としている裏側の世界に光を当
日本人フォトグラファー・MAR SHIRASUNAの作品『Beauty and NYC』。ニューヨークの高層ビルで、屋上のふちに佇む美女を撮ったもの。 NYC ✕ 屋上 ✕ 美女。この組み合わせの妙。見ちゃいます。 2014年に「NYMag」が「Urban Exploration」という写真コミュニティを紹介し、“高所から見るNYの絶景”が注目されました。 その際に重要人物として書かれたのは、アウトローインスタグラマーと呼ばれたHumza Deas。彼は、立入禁止の領域に入り、バランスを崩せばすぐさま転落死してしまう背筋の凍る視点で街の景観を撮影して話題になりました。 高所の絶景を探し求めて屋上を渡り歩く人々は、一部でRoof Topperと呼ばれていますが、「EPOKAL」によると、MAR SHIRASUNAもそのひとり。上のポートレート作品には、見ているとゾクッとするようなスリルが。な
静岡県にある、知る人ぞ知る“秘境駅”が大きな話題になっています。なるほど、確かに写真を見ればそれも納得。この幻想的な光景、なんだか『世界の車窓から』に出てきそうじゃありませんか? エメラルドグリーンの湖に 赤い鉄橋が映える! 抜群のロケーションを誇る「奥大井湖上駅」は、静岡県榛原郡にある大井川鐵道井川線の駅。長島ダムのダム湖である接岨湖(せっそこ)の上に位置しています。エメラルドグリーンの湖と赤い鉄橋が印象的ですよね♪ 肝心の駅は、写真中央部。 湖に囲まれた小さな半島には、民家も道路もありません。これぞまさに“陸の孤島”でしょう。 しかもココ、歩ける! なんと、線路の横は歩行可能!絶景を楽しめる、人気のウォーキングコースなのだとか。 この鉄橋の名は、「レインボーブリッジ」。実は、東京の「レインボーブリッジ」よりも先の開通なんです。ちなみに、湖底から駅までの高さは70メートルもあるそう…。高
毎年、お盆のシーズンの定番になりつつある「ペルセウス座流星群」。世界各地でも美しい流れ星に魅了される人々は多いようです。 オランダの写真家Albert Dros氏もそのひとり。彼は、天の川に架かる流星を撮影しようと、友人と共に撮影に出かけました。ところが、流星を写真に残すはずが、彼はとんでもなくレアなモノを写真に収めることになりました。 ヨーロッパ最大の砂丘としても有名な、オランダ「コートワイカーザンド」で撮影されたこの写真。中央部、左から右へ流れる一筋の光に注目!偶然、撮影に成功した経緯をDros氏は、「My Modern Met」の記事にこう話しています。 「空を見ていたら、流れ星とは明らかに違うモノが動いていたんだ。それが飛行機じゃないことは一目瞭然だった。他のどの流れ星よりもキレイに輝いていて、衝撃的だった」さて、写真に映り込んだこの未確認飛行物体が何だか分からずにいた当の本人。自
社会風刺アニメが国際的にも認知され、いまや国際的な映画祭で数多くの賞を受賞する作品が次々に登場しています。ここに紹介するアニメも考えさせられます。とくに仕事のやりがいについて悩んでいる人には。 アルゼンチンで活躍するアニメーターSantiago Grasso氏の『el Empleo(働くこと)』は、のっけから違和感だらけ。そして、やってくる意外な結末。5分間の映像の後、あなたはどんな思いを抱くでしょう? 朝、目が覚めてまずは電気スタンドのスイッチを入れます。 洗面所で髭を剃る……そう、スタンドも鏡も“誰か”がその役割を果たしています。 身なりを整え、朝食をテーブルにセッティング。椅子もテーブルも、そして天井の照明すらも彼のために他人がそれを担っています。 移動のタクシーも、やっぱり人間。もちろん、信号機だって。 会社に到着すれば、自動で“人間ドア”が開きます。 こうなると、もちろんエレベー
清水寺のインスタグラム 公式アカウントが美しすぎる! 近年では、歴史深い伝統を守り続ける寺院も、インターネットを駆使する時代になっているんですね!今回紹介するのは、平安京遷都以前からの歴史をもつ寺院の1つ「清水寺」のインスタグラム公式アカウント。 ユネスコ世界遺産にも登録される寺院がインターネットを駆使して、超高画質な画像を投稿して話題を呼んでいます。実際の投稿を見ればあなたにもすぐにわかるはず・・・。 まるで実際にその場に立っているかの様な臨場感。 成就院|Jojuin #kiyomizudera #feel kiyomizudera #japan #kyoto #temple A photo posted by 音羽山 清水寺|Kiyomizu-dera (@feel_kiyomizudera) on Dec 5, 2014 at 2:50pm PST #kyoto #kiyomiz
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く