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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (5)

  • 語彙が少ないと仕事の能率もわるい?:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1つ前の「頭の中にあることを瞬間的に出せる訓練をしないとコンセプトもへったくれもない」に続いて、原研哉さんと阿部雅世さんによる対談集『なぜデザインなのか。』より。 今回は、さすが情報のデザイン、コミュニケーションのデザインを仕事にしている原さんならでは、というところをご紹介。 ある企業で聞いた話ですが、工場で働いている人たちの仕事の能率があまりに悪いので、試しに国語のテストをしたら、びっくりするくらい語彙が少なく、成績がよくなかったそうです。たしかに「うぜーな。うぜーよ。メシいこうぜ。マジっすか?」くらいの言葉で済んでしまう世界がある。(中略)それはマズいと思って、その企業は国語教育を始めたんだそうです。それで、彼らが国語が少し面白いと思い始めたあたりから、俄然仕事の効率が

    joan9
    joan9 2008/12/04
  • 頭の中にあることを瞬間的に出せる訓練をしないとコンセプトもへったくれもない:DESIGN IT! w/LOVE

    と言い切ってるところが痛快です。 殻に閉じこもって内側にイメージをずーっと溜めている、それが普通の人原さんがクロッキーの訓練をはじめたのは美大を卒業して会社に入って働き始めてから数年経った20代後半だったそうです。もちろん、美大でデッサンの訓練は積んでいて「フォルムを見る目の訓練」「ちゃんと精密にものを見て、再現する技術」はそこそこにあったと言っています。 それでも「それだけじゃアイディアをぱっと表出できない」と原さんは言います。 心の内と外側の世界は、案外簡単には行き来できないんです。殻に閉じこもって、自分の内側にイメージというものをずーっと溜めている、それが普通の人なんです。 対談者の阿部さんはこの話を聞いて「技術だけではなく、外に出せないと意味がないと」と応じていますが、まさに「外に出せないと意味がない」と思います。それもスピーディーに出せないといけない瞬間が仕事をしていればいくらで

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    joan9 2007/12/18
  • 日本的「空」「間」、西洋的「空間」: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 なるほど。 日語に複数形がないのは、(これは単なる僕の想像だけれど、)複数個存在することが、物体の性質としてではなく、物体の動作として受け止められていたからだ。(中略)豆をべるとき、1つべ、2つべ、3つべて、そこでやめる。何をべたのか、ときかれれば、英語では「3つの豆」をべことになるが、日語では、豆を「3つべた」というように、あたかも動作の繰り返し回数のように(副詞的に)形容する。 そして、この文章と、先日紹介した『考える脳 考えるコンピュータ』の中のこんな一文と比べてみると、皆さんはどんな印象をお持ちなるだろうか? 文化が現実世界のモデルに与える影響は、生半可なものではない。たとえば、研究の結果によると、東洋人と西洋人では空間と物体の認識方法が異なってい

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    joan9 2006/06/10
    空間、カウンタースペース、レイアウト
  • Web2.0を愛と身体で抱きとめて: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 まず最初に"SEO is DEAD!" 最近、ほんとにSEOって言葉が嫌いです。 それ以上にコンテンツマッチって言葉はもっと嫌いです。 これは単に僕個人の好き嫌いの問題を言ってるので、それがいいとか悪いとか、マーケティングに必要だとかどうとかいう話はこの際、関係ありません。 とにかく、たかがキーワードでのマッチングのどこがコンテンツマッチなのか、と。 そういう話です。 中身のともなわないマッチングをかけて、いったいどこがマーケティングなのかと、単純に好みでいうとそうなります。 そんなの片手間にやるレベルでやることで気出してやることじゃない。 数字を見て、ちょっとボトルネックだなと思ったところを、ささっと手直しすればいいだけ。 それのどこがマーケティングなんですか? マジで

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    joan9 2006/05/24
  • 「みんなの意見」を生かしたユーザー導線

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 これまでWebサイトのユーザー導線の設計は、Webサイトを構築する側が決めるのが当然のように思われていたと思う。 でも、今後はその考え方ってかならずしも「当然」ではないはずだ。 「情報デザインおよび組織デザインにおけるツリー構造とリンク構造」では、 ファイルをベースに考える還元主義的発想から、ユーザー行動をベースにとらえるネットワーク的発想に切り替えていかないと、この膨大な情報を処理可能なWebサイトの設計なんてできないんじゃないかと思うのだ。 なんて書いたが、この発想をもう一歩進めると、情報間のユーザー導線を決めるナビゲーション=リンクの設定をそのものに、ユーザーの行動結果や意見を反映する機会をもっと増やしたら、どうかと思うのだ。 とはいえ、何もこの考え方はとりたてて新し

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    joan9 2006/03/28
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