スーツやジャケットをオーダーする際、知っておきたいのがバラエティ豊かな生地の特性だ。基本的な生地については「十分理解している」と思っている洒落者はきっと多いと思う。が、男性の装いが時代とともに変化するにつれ、ニーズも変化する。この数年はまさに激変。その中、ファブリックのラインナップにも、最近は大きな変化が表れている。一方で、働き方に合わせた機能素材も次々に登場。中には抗菌性を持ったものまで登場してきた。そんな激動の生地事情を紹介する。あなたの生地の知識を、ぜひアップデートしてほしい。 生地事情に造詣の深い鏡バイヤーがまず語るのは、以前なら好まれた繊細な生地から、長持ちでハリがあり、仕立て映えする伝統的な英国素材へのニーズの変化だ。「スーツが仕事の必需品ではなくなり、コスチューム化しました。そのため、今後はさらに、自分の個性に合うものや、長持ちするものが求められるでしょう」と鏡さん。そんな変
![新常態スーツは上質・長持ち 最新「生地図鑑」(上)|THE NIKKEI MAGAZINE](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/19984b6990c51889ab855909c8b0a165471867b0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO6436620029092020000000.jpg%3Fixlib%3Djs-2.3.2%26w%3D640%26h%3D320%26crop%3Dfocalpoint%26fp-x%3D0.5%26fp-y%3D0.5%26fit%3Dcrop%26dpr%3D2%26auto%3Dformat%252Ccompress%26ch%3DWidth%252CDPR%26s%3De02bb6f5ccb02bc92ea3ee50d8465be2)