Published 2019/06/25 06:45 (JST) Updated 2020/01/16 18:43 (JST) G20大阪サミット開催が28日に迫ってきた。各国首脳らの会合の前に、この機会をとらえて市民の立場からの声を発信しようと、アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)や非政府組織(NGO)の有志が中心となって、「G20大阪市民サミット」を25、26日の2日間、大阪市北区の「PLP会館」で開催する。ヒューライツ大阪所長でサミット実行委員会の共同委員長を務める三輪敦子(みわ・あつこ)氏に聞いた。 ―地元で市民サミットを開催する意義は G20の公式プロセスの一環として世界各国の市民社会組織が4月に「C20サミット」を東京で開催し、安倍首相に提言書を手渡している。ただこれは、公式プロセスであるがゆえに、特定の国を名指しして問題にすることはできなかった。われわれが開くサ