衆院選(16日投開票)の選挙戦に本格突入したが、自民党の安倍晋三総裁(58)を風刺する“いたずらポスター”が都内を中心に出現し、増殖中だ。写真のポスターは4日、有力候補が街頭演説で、しのぎを削る渋谷・ハチ公口前の案内看板の裏に張られたもの。同じようなポスターは新宿や新橋でも見られた。 そこにはテロリストを連想させる安倍氏の風刺画が…。原発マークの入った赤い布で口元を覆い、その下には大きく黒字で「Don’t trust(信用するな)」と書かれている。 これはグラフィティアートと呼ばれるもの。昨年4月ごろ、民主党・菅直人氏(66)も作者不明の似たようなポスターが作られ、「SPEAK THE TRUTH(真実を話せ)」と書かれていた。 時の人に対するメッセージのようだが、制作者は不明。政界関係者は「安倍氏の口元の布に原発マークが記されていることから、脱原発を掲げる市民グループの仕業ではないかと言