先日、駅のホームで、男子高校生がケータイを片手に髪の寝グセを直しているところを目撃した。最初はケータイの画面に反射させて鏡代わりにしているのかと思ったが、よく見ると違う。彼はケータイカメラの「自分撮り」機能を使って、自分自身を撮影して鏡代わりにしていたのだ。ケータイの自分撮り機能をうまく活用したこの方法、ひょっとすると彼ら高校生ワールドでは当たり前の使い方なのかもしれないが、筆者個人としては目からウロコだった。 さて、よく考えてみると、この手法はケータイに限らず、PCでも同じことができる。つまり、Webチャットなどで広く普及しているUSB接続のWebカメラを使って自分撮りをし、PCの画面に表示させれば、鏡の代用になるというわけだ。オフィスなどで、来客の前にネクタイの曲がりをチェックしたい場合や、寝グセを直したい場合などに、洗面所までわざわざ足を運ぶ必要がないというわけだ。 例えば、Skyp