自民党は参院選の公約に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設を明記する方針を固めた。移設先を記さずに沖縄の反発を避けるという方針を転換。地域版公約に「県外移設」を明記する方針の沖縄県連との対立は決定的となった。 高市早苗政調会長は5日、党本部で「具体的な地名を書かなければ分かりにくいという声があれば、明記するのはやぶさかではない」と記者団に語った。前日に石破茂幹事長や高村正彦副総裁と会談し、明記する方針を確認していた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事自民参院選公約「辺野古移設を明記も」 石破氏、沖縄県連に(6/5)(2013参院選)簡略版・地域版・総合政策集…自民公約、どれ本当?(6/4)名護漁協、普天間移設公約せねば「同意撤