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ブックマーク / synodos.livedoor.biz (11)

  • SYNODOS JOURNAL : 韓国・性的マイノリティ番組の放送中止騒動について 韓東賢

    2012/10/119:0 韓国・性的マイノリティ番組の放送中止騒動について 韓東賢 ■韓国初の「トランスジェンダー・トークショー」 韓国で、あるバラエティ番組が放送初回にして一部視聴者らの抗議を受け、2回目以降の放送中止を余儀なくされ波紋を広げている。その番組とは、韓国の公共放送KBSのケーブル・衛星専門局KBS Nのバラエティ専門チャンネルKBS Joyが9月6日の深夜12時20分、韓国初の「トランスジェンダー・トークショー」として鳴り物入りでスタートさせた『XY彼女』だ。 「鳴り物入り」と書いたように、新番組『XY彼女』は放送前から注目を集めていた。同番組を含めバラエティ番組の司会で週5のレギュラーを抱え、歯切れのいいトークで人気、実力ともにトップクラスの大物タレントであるシン・ドンヨプ、2000年に同性愛者であることをカミングアウトしたタレントで俳優のホン・ソクチョンらを司会に据

  • SYNODOS JOURNAL : 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美

    2012/9/2811:0 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美 アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代 著者:児玉 真美 販売元:生活書院 (2011-10) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分

  • SYNODOS JOURNAL : アップル vs. グーグル vs. フェイスブック ―― HTML5が切り開く未来 小林雅一

    2012/7/39:0 アップル vs. グーグル vs. フェイスブック ―― HTML5が切り開く未来 小林雅一 フェイスブック(Facebook)は6月7日、App Centerの開始を発表した。ユーザーはトップ画面に表示されるメニューからアクセスし、ユーザーの関心事や過去のアクティビティをもとにパーソナライズされたアプリが紹介されるようになる。また、6月12日にはグーグルGoogle)がChrome Web Storeにオフラインで使えるアプリ専用のコーナーを開設、ChromeがOSにまた一歩近づいたといわれている。 世界中に9億人のユーザーを持つ世界最大のSNS、フェイスブックが仕掛けるアプリの販売プラットフォームApp Center。あるいは、MacOSでもWindowsでもLinuxでも、Chromeが動いていれば共通のアプリケーションが実行できる、つまりはChromeのプ

  • SYNODOS JOURNAL : ビデオ・ジャーナリズムの可能性(2) 神保哲生×荻上チキ

    2012/5/179:0 ビデオ・ジャーナリズムの可能性(2) 神保哲生×荻上チキ ■村の掟・ジャングルの掟 荻上 「ビデオニュース・ドットコム」を続けてこられて、ここは大きな課題だな、と感じた点はどこですか? 今、基的にジャーナリズムという職業に関するプロフェッショナルなノウハウは、既存の新聞社とテレビ局の報道部門にしか存在しないわけです。テレビ、特に民放の放送局にジャーナリズムのノウハウが当にあるのかと言われれば、はなはだ心もとないところですが、彼らも一応、報道の現場に行ってトンチンカンなことをやらない程度の最低限のトレーニングは受けています。 ということは、報道の基的なノウハウ、それは技術的なことだけでなく、倫理基準や行動規範も含めた話ですが、そうしたノウハウはほんの一握りの人たちによって独占されてきたと。そして、既存のメディア企業は法律も含めいろいろな制度で保護されているので

    kinghuradance
    kinghuradance 2012/05/19
    現在ビデオ・ジャーナリストのプロフェッショナルなノウハウは、既存の新聞社とテレビ局の報道部門にしか存在しない(彼らにもきちんとした知識があるかどうかもわからない)。
  • SYNODOS JOURNAL : 生き延びるための「障害」――「できないこと」を許さない社会 荒井裕樹

    2012/2/2912:35 生き延びるための「障害」――「できないこと」を許さない社会 荒井裕樹 ■障害者運動の「新規参入組」? 先日、1970〜80年代の障害者運動を担った古老と、何気ない会話をしていたときのこと。障害者運動の「生き字引き」ともいわれる当の古老が、「精神」や「脳機能」の領域に障害を持つ人々を指して――話の流れでは、とくに「発達障害」(「自閉症」や「アスペルガー症候群」といった障害群)の人々のことが中心であった――「新規参入組」と称したことがあった。 たしかに「発達障害」という言葉が、一部の医療・福祉関係者だけでなく、市井の人々にも知られるようになったのは比較的最近のことである。わたしのそれほど広くはないアンテナにも、「発達障害」を持つ当事者や家族たちの活動が盛んな様子が仄聞される。今なお誤解と偏見の多いこの「障害」に関する啓発や、医療・福祉制度の整備を求める運動(この「

    kinghuradance
    kinghuradance 2012/04/30
    近年の「コミュニケーション能力重視」の採用活動が確実に発達障害の人々を苦しめている事は否定できない。社会の脱工業化によりこのような状態になってしまった。
  • SYNODOS JOURNAL : 東京電力福島第一原発の何が問題だったのか 検証その2 橋本努

    2011/5/1615:57 東京電力福島第一原発の何が問題だったのか 検証その2 橋努 原発は、大事故が起きるまでは「99%、安全」である。しかし大事故が起きてしまえば「99%、危険」になってしまう。これが原発という巨大装置の実像ではないだろうか。 わたしたちは、3.11大震災による原発事故を受けて、原発がどれほど恐ろしい装置であるのかを思い知らされてきた。だが原発は、大震災が起きる前であっても、やはり「危険」であったのではないか。根拠のない「安全神話」のもとで、危険の警鐘が耳に入らなかっただけではないか。 ◇1978年に臨界事故◇ 最初に、もっとも衝撃的な記事から紹介したい。 東京電力の福島第一原発3号機は、1978年11月に、臨界事故を起こしていたという。その当時、定期検査中に制御棒5が脱落して、核分裂反応が連鎖的につづく臨界状態となった。そして約7時間半も、制御不能状態に陥って

    kinghuradance
    kinghuradance 2012/03/12
    これを読むと原発事故にもハインリッヒの法則が適応される気がしてきた。柏崎刈谷原発と合わせると東京電力はこの30年間にかなりの数の軽微な事故を起こしてきたのではないかという気がする。
  • SYNODOS JOURNAL : 「体制内」vs.「体制外」 ―― 新たな中国インターネット世論の枠組み 西本紫乃

    2012/1/1310:36 「体制内」vs.「体制外」 ―― 新たな中国インターネット世論の枠組み 西紫乃 ■ 移り変わる世論のムード 2011年は中国のインターネット上で、「体制内」という言葉がよく目につくようになった。「体制内」とは執政党である中国共産党内の側、という意味である。たとえば「体制内の人たちは利益と特権を享受しているから…」とか、「それは体制内の学者が言っていることだ」、あるいは「体制内の人と体制外の人との考え方の違い」といったふうに使われている。インターネット上の大多数の声、すなわち、われわれ=「体制外」に対して、われわれ以外の他者として「体制内」がおかれている。 中国では特定の話題や事件についての争点や問題認識の枠組みが、ひとつの強力な意見に集約される傾向が強い。対立意見や多様な見方が出てくることが少なく、世論全体が強固な単一のムードに包まれるのである。このような現

    kinghuradance
    kinghuradance 2012/01/16
    "メディア政策について中央集権の一元管理を行っている中国では、世論の受け皿となる政治的な中間層がほとんど存在しない。権力と世論とのあいだの緩衝材となる組織や人が極めて少ない"
  • SYNODOS JOURNAL : AMP MUSIC、アフリカのインディーズ音楽を世界で販売するという挑戦 梅本優香里

    2011/11/2911:1 AMP MUSICアフリカのインディーズ音楽を世界で販売するという挑戦 梅優香里 ■ アフリカから、世界へ。 「これはフェアな方法だ。だって自分たちの音楽であろうとマイケル・ジャクソンであろうと、同じように並ぶんだろう?」 今年2月、わたしたちはAMP MUSIC(アンプミュージック)という音楽レーベルを立ち上げた。アフリカのインディーズミュージシャンの音楽を、インターネットを通じて、世界中の音楽ファンに届けようというものだ。 彼らのつくる音楽は、人びとがアフリカと聞いて思い浮かべる伝統音楽とは違い、ローカルのいまどきの若者たちが生活のなかで楽しんでいるポップスやヒップホップだ。ナイロビは、周辺の東アフリカ諸国からミュージシャンたちが夢をもって上京してくる音楽集積地で、クラブも音楽スタジオもたくさんあり、新しいアフリカ音楽が生まれる土地である。伝統音楽をベ

  • SYNODOS JOURNAL : 週刊誌の原発報道とどうつき合うか 佐野和美

    2011/5/249:18 週刊誌の原発報道とどうつき合うか 佐野和美 筆者は、科学と社会をつなぐ科学コミュニケーションに関わる仕事に従事している。専門家にしか伝わらない言葉で語られる内容を、一般市民も理解できるような言葉に翻訳するのが科学技術インタープリターの役割である。しかしそれは、容易ではない。情報をどうまとめ、どう発信するか?今回の福島第一原発の事故では、その難しさを改めて痛感させられることになった。 そのため、取材する記者たちは、その用語にいちいち詳細な説明を求めなくてはならなかった。正確に伝えようという意思からだったのかもしれないが、緊急事態で用語の解説をしている暇がないことを考えると、もう少し一般にわかりやすい用語に置き換える対処をするべきだった。 このように、当事者である東京電力(東電)や政府、原子力安全・保安院(保安院)が発表する歯切れの悪い不明瞭会見を補完するため、駅売

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/05/24
    各週刊誌の行なった原発報道のまとめ。
  • SYNODOS JOURNAL : 「御用学者」とは誰のことか 西田亮介

    2011/4/1911:32 「御用学者」とは誰のことか 西田亮介 「御用学者」という言葉が世間を賑わしている。「御用学者」とは特定の利害関係に密接に関わる研究者を意味する。たとえば『週刊文春』(2011年4月14日号)は、研究者と経済界の密な関係を指摘した。東京電力が出資した寄付講座が東京大学に設けられていることを「理由」に、原発と大学教員が「癒着」していると報じたのだ。東日大震災以後、ネット上の言説を含め、こうした物言いが顕著に増えている。 だが、そもそも大学行政には多額の税金がつぎ込まれている。したがって、前者は事実上実現不可能な要求であり、また後者を突き詰めることは、逆に研究者と社会の利益相反を生み出しかねない。稿では産官学連携推進のなかで大学に設けられた内規などに触れつつ、経済的利害関係の有無だけでは「御用学者」を論じることはできないことを、簡潔に述べてみたい。 ◇産学連携へ

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/04/20
    産官学協同そのものが悪いことではないが原発関連については完全にリスクを軽視した推進派の学者のみが多く関わっている。大学時代のむかつく指導教官のように産官学協同で日本解体を推進していた人間もいる。
  • SYNODOS JOURNAL : 政府には勇気を、マスメディアには冷静さを 八代嘉美

    2011/3/1620:42 政府には勇気を、マスメディアには冷静さを 八代嘉美 13日の夕刻、筆者の携帯メールに、幼なじみからこんなメールが届いた。「原発大丈夫なのか?東京まで放射能こんか?」 彼は愛知県に住んでおり、震災当初の震以外はテレビモニターを通じて情報を得ていることと思われる。予測される余震ではなく、筆者の居住地から200km以上離れた福島第一原子力発電所の事故を心配しているというのは、いかに原発に関するニュースが流布していて、国民の関心を呼んでいるかを如実に示すものと言えるだろう。twitter id:hayano)、一般財団法人・サイエンスメディアセンター(http://smc-japan.sakura.ne.jp/)がQ&Aをまとめるなどの情報提供を行っていた。さらに日原子力学会などプレスリリースを発表して(http://www.aesj.or.jp/info/pre

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/03/19
    "そして、マスメディアにはその断片をセンセーショナルに報じるのではなく、合理性に基づいた冷静な姿勢もって国民に伝達する姿勢を求めたい。"それでもセンセーショナルな震災報道をするメディアは絶えない。
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