ことし10月、千葉県市原市で、運転していた軽乗用車を電柱に意図的に衝突させて、乗っていた26歳の姉を殺害したとして、21歳の弟が逮捕されました。弟は「死のうと思った」などと供述しているということです。 逮捕されたのは、千葉県市原市鶴舞の無職、高澤翔悟容疑者(21)です。 ことし10月、市原市真ケ谷の市道で、高澤容疑者の運転する軽乗用車が電柱にぶつかって横転し、助手席に乗っていた姉の絵里香さん(26)が死亡し、高澤容疑者も大けがをしました。 その後、警察が衝突に至る経緯を捜査した結果、意図的に車を衝突させた疑いがあることが分かり、10日、けがの治療を終えて退院した高澤容疑者を殺人の疑いで逮捕しました。 これまでの調べに対し「死のうと思って車をぶつけた」などと、容疑を認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べることにしています。