国立大学の図書館職員は2〜3年で図書館内外で異動するのが普通。新人の頃は「そういうものか」と思っていたけれど、最近なぜだろうと改めて考えることが多くなりまして。 今、自分は現職3年目。できればもっと今の職場にいたいけれど、課長面談で「異動対象者にはなるだろう、上に上がりたいならそろそろ雑誌契約とか行っといた方がいいんじゃない?」と言われた。「国立大学はジェネラリストを育てているからね。いろんな部署を経験させてゆくゆくは上に」ということだそうだ。 国立大学がジェネラリストを育てようとしている理由はなんとなくの想像はつくけれど、ジェネラリストのどこがそんなにすばらしいのか、すばらしいジェネラリストがしっかり育っているのかは、よく知らない。数年ごとに部署を変われば「知る」ことができ、それがマネジメントに役立つ? 図書館の人は専門性専門性というけれど、自分たちの仕事が初心者でも務まる仕事だと自ら言