「民主よ お前もか」普天間県内2案 名護、阻止へ結束 沖合容認派も一転反旗 社会 政治 2010年3月26日 09時57分(3時間42分前に更新) 「最低でも県外」を掲げて誕生したはずの鳩山政権が行き着いた答えは結局、「県内」だった。キャンプ・シュワブ陸上案の地元名護市では、これまで米軍普天間飛行場の辺野古沖への移設を容認してきた関係者も激しく反発。うるま市では25日、勝連沖埋め立て案に反対する市民大会が開かれ、約650人が抗議の声を上げた。政権交代からおよそ半年。基地負担からの脱却に寄せた県民の期待は、深い失望と怒りに姿を変えている。 【名護】ヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は「県民への裏切り。『鳩山総理よ、お前もか』という思いで、あきれてものが言えない。そのツケは政権に回ってくるはずだ。住民の手で阻止するしかない」と批判。沖縄での訓練を減らすという考えには「小手先のやり方。本末転倒だ」