ロンドン(CNN) エジプトにあるギザの大ピラミッドで秘密の小部屋の内部を調べていたロボットが、古代に描かれた謎の印を発見した。 調査はエジプト考古省率いる国際調査団が実施し、考古最高評議会の会報に写真を発表した。大ピラミッド内部には王の間と女王の間から通じる謎のトンネルが幾つもあり、その突き当たりにある石の扉の穴から小型カメラを挿入して内部の様子を撮影した。 その結果、4500年にわたり人の目に触れることのなかった赤い象形文字のような印が床に描かれ、石の上にはピラミッド建設に携わった石工が残したとみられる線が描かれているのが見つかった。 専門家によると、トンネルは人間が入ることができないほど狭く、どのような目的で作られたのかは不明だという。今回の発見は、その謎を探る手がかりになるかもしれないと期待される。 調査には、クフ王がピラミッドの構造について相談したとされる魔術師にちなんで「ジェデ