小麦粉を捏ねて麺を作るのが好きなのだが、生地を伸ばして切るのとはまるっきり別のアプローチで作る、細長い麺状の食べ物を中華料理の店でいただいた。 これがツルンとしていてうまい。そして教えていただいた作り方がおもしろい。「え!そっちを使うの!」っていう製法なのである。
アボカドって、美味しいですよね。 僕はもっぱら、スライスしてお刺身と一緒に並べ、そのままワサビ醤油で、時には魚の切り身と重ねて食べたり、マグロと合わせてざっくりと叩き、マヨネーズやウスターソースなんかで味付けてタルタル風に食べたりします。 が、それだけでなくアボカドは、レシピを紹介する本やWEBサイトにも頻繁に登場する優等生的な食材で、アレンジの幅が広いのも魅力。 有名なところだと、「アボカドをふたつに割って種をくり抜いた穴に“なめたけ”を詰めるだけ」なんてレシピがあり、これが絶品なんだそうです。 もし本当だったら、この世で最も簡単な料理のひとつと言えますよね、それ。 これまでアボカドに対しては割と保守的だった僕ですが、なぜか今、急に気持ちが盛り上がってきました。 よし、試してみよう! せっかくなので、他にもいろいろな食材をアボカドの穴に詰め比べ、実際、アボカドの穴に詰めるべき食材の正解は
昨年からテレビ東京系で放映中の人気番組『池の水ぜんぶ抜く』が好きだ。 ため池などから溜まってる水を全部抜いたらなにが出てくるか?という内容も面白いのだが、なによりもそのスタイルの力強さが好きなのである。 だって池にとって最も大事な要素は「水」だろう。それを「ぜんぶ抜く」ことで、ひとまず池そのものを全否定するという。クールすぎないか、池の全否定。 あまりにもそのスタイルがかっこいいので、ちょっと真似したくなったのだ。 手近なところで、料理のレシピから大事な材料をぜんぶ抜いてみた。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:人生初のサイン会のためにサインを練習した > 個人サイト イロブン
ベゲタという調味料があります。クロアチアで作られていて、東欧では一般家庭からレストランまで幅広く使われているそうです。 6種類の野菜と香辛料をふんだんに使って作られているそうで、日本で言う所の野菜コンソメスープの素のような物なのだとか。 8年ほど前にこれを日本で入手しようとしても、簡単には入手できなかったそうです。ところが、今はAmazon経由で日本でも簡単に買えることが分かりました。早速買ってみました。そして、和食にも使ってみました。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー) 前の記事:スパイ
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:なぜ明太子が博多名物なのか、ふくやの社長に聞いてみた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 家庭で美味しく食べるラーメンなら、それこそ10分もあればできるよねということで、『10分ラーメン選手権』というイベントを考えた。イベントと行っても、参加者は身近な友人である。 とりあえずやってみようと第1回大会を昨年やってみたところ、これがおもしろかった。ただ、ふんわりとしたルールだと10分をオーバーしたり、材料がちょっと購入しにくかったりする場合があったので、そのあたりのレギュレーションを整理して、第2回を開くことにしたのだ。 事前に連絡しておいた今回のレギュレーションは、以下の通りである。 ■食材について 当日に会場(友人宅)近くのス
1978年、東京都出身。漂泊の理科教員。名前の漢字は、正しい行いと書いて『正行』なのだが、「不正行為」という語にも名前が含まれてるのに気付いたので、次からそれで説明しようと思う。 前の記事:つくろう! 嵐を知らせる小瓶「ストームグラス」 > 個人サイト まさゆき研究所 新棟 納豆菌、という名前は日本でしか使われていないという話をご存知だろうか。 納豆菌は生物学的には、枯草菌(こそうきん)という細菌のごくマイナーな変種にすぎない。どちらも学名で表すとバチルス・サブチリスとなり、同じ種に含まれる。海外に行ったらどちらもそうとしか呼ばれない。 例えて言うなら、「天皇」も「皇帝」も、「エンペラー」と訳されるようなものだろうか。 さてその枯草菌だが、どこに生息しているのかというと、その名前の通り、枯れ草に生息しているのである。もちろん稲のワラにもだ。なので、稲のワラで茹でた大豆を包むと、ワラに付着し
世界には数多くの国があり、様々な人がそこで暮らしています。国ごとに文化や歴史、気候も異なり、国が変われば食生活も変わる。今まで見たことも、聞いたこともない、その国ならではの料理が数多く存在しています。 そんな世界の料理を、日本で入手できる材料で作れる料理本がありました。掲載国数は196ヵ国。世界中の国々が網羅されています。これ1冊で食の世界旅行ができてしまうという代物です。 では、どんな人が書いたのか。メジャーな国ならともかく、聞いたことも無いような国のレシピはどうやって知ったのか。著者に聞いてきました。そして、本に掲載された料理も作ってみました。簡単でおいしかったです。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:鷹になりました(デジタルリマスター版)
ふぐの子(卵巣)の糠漬け。毒は抜けているので安心。ジャガイモと合わせタラモサラダにするとうまいのです。 「タラモサラダ」という料理があります。タラコや明太子を蒸して潰したジャガイモと混ぜ、マヨネーズやオリーブオイル、塩、胡椒などで味付けしたものです。 この料理、タラコとジャガイモだからタラモと思っている方は結構いるようなのですが、実は違います。本来はギリシャやトルコの料理で、「サラダ」ではなく「サラタ」。タラモ(タラマ)は魚卵の意味。現地では塩漬のコイやボラの卵を使い、それをパンやジャガイモと練り合わせて作られます。タラコは日本での代用品ということになります。 代用品ということで、他の魚卵でも美味しく出来るのかなと、試しに石川県の珍味、「ふぐの子(卵巣)糠漬け」で作ってみたら大変おいしかった。各種魚卵で試してみました。概ね美味しかったです。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライ
トリュフ入りのフレーバーソルトというものがあります。厳選された塩の中にトリュフが入り、香りといい、味といい、大変美味しい塩です。 そんな塩で塩むすびを作ったら、さぞやうまいだろうなんて思っていたら、おにぎりの具材としてバターを入れて、トリュフ塩をかけるというレシピをネットで発見。 この際、中に入れるバターも高級な発酵バターにして、そのバター塩むすびを作ってみました。当然うまかったです。ありえないぐらい。そして、他の高級塩でもバター塩むすびを作ってみました。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:家の中のもの片っ端から“わさび醤油”で食べる 信頼できる飲み仲間と一緒に飲んでいると、こう思うことがよくある。「実はもう、なんでも楽しめるんじゃないか」と。 味付けの濃い料理が出てくれば「こりゃあ酒が進む!」と喜び、味が薄い料理が出てくると今度は「うわーなんと優しいお味!」とありがたがる。味がまったくしなければ「ソースをかけると合う!」などと自発的に味付けし出すし、クセの強い味なら「これがやみつきになるんだよなー」という感じ。味付けに限らず、目の前で起きることをすべて柔軟に楽しみながら酒のアテに変えようという姿勢。 そういう姿勢を持つ仲間と飲んでいると、もうどんなお店であれ楽しいのだ。
ネパールにチウラという食材があります。炊いた米を平らに潰して干したもので、タルカリ(ネパールのカレー味の野菜などのおかず)やヨーグルトに入れて食べるそうです。 日本でも炊いた米を水で洗い干した「糒(ほしいい)」という携帯食があります。恐らくそれに近い物だと思われますが、ヨーグルトに入れるとはどういうことか。 現物を入手して食べてみました。そして、チウラを使ったネパール料理「アンダチウラ」を作ります。アンダチウラは究極のパラパラチャーハンでした。うまいです。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー
牡蠣のオイル漬けという料理があります。白ワインなどで牡蠣を加熱して、ニンニクなどを使って味付け。それをオリーブオイルに漬け込んで作ります。 牡蠣の旨味と油の旨味が合わさり大変美味しく、保存も可能。そのままおつまみにしてよし、パスタの具材に使うなどもよし。色々な使い方が出来ます。 このオイル漬け。レバーで作っても美味しいです。牡蠣は冬場だけになりますが、レバーなら1年を通して手に入ります。そして、白ワインやニンニクもいいですが、レバーは味噌と日本酒を使って調理してオリーブオイルに漬けると大変美味しいです。作り方を紹介します。そして、他にも色々漬けてみました。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした
鶏や豚や牛や羊の骨付き肉。バーベキューで豪快に焼いて食べると美味しいです。そんな塩コショウしてやいただけでもうまい骨付き肉。もちろん煮ても美味しいです。 シンプルにコンソメなどを使い塩コショウの味付けで煮込むのでもよく、トマトや味噌を使って煮込んでも美味しいです。 そんな骨付き肉を煮て作る料理には、黒酢を使うのもオススメです。黒酢で煮るとコクのある甘酸っぱさがついて大変うまい。その作り方を紹介します。ついでにワニ肉でもその調理法でうまいかやってみました。うまかったです。 ※この記事はとくべつ企画「骨付き肉」の1本です。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、
僕は日々、「いかにして楽をしてご飯を美味しく食べるか」を考えている。以前に書いたゆかりの記事もその発想でたどり着いた境地だ。 そんなことを考えている僕なのですが、つい1ヶ月前に「コンビニのパックで売っているひじきと、ご飯を一緒に炊いたら炊き込みご飯ができるんじゃないか?」と思ってやってみた。そしたら、これが大当たりだった。ご飯がすすむ、すすむ。 ということで、今日は僕が家でやっている「コンビニ惣菜だけで作る炊き込みご飯」をどんどん紹介していきたいと思う。読み終わったあとにコンビニに駆け込みたくなること間違いなし!!(謎の煽り) 大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をいただき、デイリーポータルZで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。(動画インタビュー) 前の記事:東京には日本で3
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