情報発信する上で、これまで、送り手の目的をどれだけ効果的に受け手に届けるか、そういった手法、テクニックが開発され、発信側はそれを学んできました。さらには、送り手の目的が、華麗にパッケージングされるテクニックを鑑賞してきました。 受け取り手が貪欲に何でも飲み込んでくれるお祭り騒ぎはとうに終わっていて、今は皆、送り手のエゴに敏感になっています。伝えるテクニックを鑑賞し技を磨く時代は終わり、受け取り手にとって発信側のどんな情報が必要か。伝えたいことと受け取りたいこととの、バランスはとれているか? そういった伝わるためのしくみが、今まさに必要なのです。 コンセントは、エディトリアルデザインの手法・ノウハウを活かした実際の事例から、雛形やデザインフォーマットとは別の形で、デザイン(プロジェクト設計の意味も含む)ノウハウを集めて蓄積し、「しくみ化」しています。それは、プロジェクトを進めるための、クライ