英紙「インディペンデント」最終号は、正規の一面(右)を、赤字で「ストップ・プレス(印刷停止)」と書かれた表紙(左)でくるんだ 英国の高級紙として初めて電子版に完全移行するインデペンデント紙は26日、「紙」の最終号を発行し、30年の歴史に幕を下ろした。 最終号は中東関係のスクープ記事が1面を飾ったが、白地に赤字で「STOP PRESS(印刷停止)」と書かれた表紙でくるみ、読者に別れを告げた。 最後の社説では、「偽善、無知、独裁、貧困などと闘ってきた」と30年の歩みを振り返り、「今日で印刷機は止まったが、新たな章が始まり、闘いは続く」と記した。「保存版」の別刷りにはキャメロン首相も登場し、「英国のジャーナリズムにとって悲しい日だ」とメッセージを寄せた。 (ロンドン 角谷志保美、写真も)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く