タグ

ブックマーク / www.10plus1.jp (2)

  • パタン・ランゲージの今日的意義──新たなコラボレーションのかたち

    イントロダクション:趣旨説明(藤村龍至) 藤村──『プロトタイピング──模型とつぶやき』(LIXIL出版、2014)は設計の際にプロトタイプとして各段階で作成されたプロセス模型の写真を時系列順に並べ、その下に「つぶやき」と呼んでいる1行くらいの文章を書いています。模型を見て現在の段階を要約し、それをもとに形態の特徴を抽出し、そこで発見したことを言語で表現してフィードバックする──。そのプロセスをつぶやきの連続で再現して、建築をつくる経験を読者が追体験できるような意図です。デザインをどう記録するかを検討することで「批判的工学主義」という考え方をデザイン・プロセス論へと展開させたものといってもいいでしょう。 このの最後では集団設計の事例(工藤和美+藤村龍至/東洋大学ソーシャルデザインスタジオ《鶴ヶ島太陽光発電所・環境教育施設》)へと展開しており、その先に井庭さんのおっしゃっている「創造社会」

    パタン・ランゲージの今日的意義──新たなコラボレーションのかたち
  • 岐路に立つ公共図書館──集客施設か、知的インフラか

    多様化する各地の公立図書館 近年、従来のイメージを覆す公立図書館が各地に出現している。カフェがあったり、音楽が流れていたり。元日から開館している図書館もある。表面上、サービスの利便性が上がっただけではない。ビジネス支援などの課題解決や地域コミュニティの場としての役割を担う図書館も増えている。 その背景には、「無料貸屋」批判からの脱却や、2000年代に進んだ地方分権化などの流れがある。特に、2003年に企業やNPOなど民間組織に公的施設の管理運営を委託する指定管理者制度がスタート。民間の参入により、図書館でも多様なサービスが展開されるようになった。 そんな指定管理者制度の開始から10年を経て、2013年4月には佐賀県の「武雄市図書館」がオープンした。レンタルチェーンのTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者となって運営。ポイントを貯められる「Tカード

    岐路に立つ公共図書館──集客施設か、知的インフラか
  • 1