2014年10月8日に開催されたアクセシビリティセミナー2014 のセッション2 講演「Webアクセシビリティの標準規格「JIS X 8341-3:2010」準拠のための試験方法(最新版)」の資料です。講師および資料作成を担当したのは、ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会3 主査代行の中村です。 まずなぜ「試験」を行うのか、その目的を確認。そのうえで、試験を行う前提として必要なウェブアクセシビリティ方針において、明示すべき内容(必須項目とそれ以外)を確認しました。そして、適切に試験結果を公開するうえでのポイントを解説。混同されやすい箇条 8.1.3 固有の「例外事項」と JIS 対応の「対象外」についてや、試験対象の選択方法などについて、例を交えながらあるべき姿を記しています。Read less
経済産業省が、2014年5月20日付で、「長期データ保存用光ディスク媒体の寿命推定のための試験方法」のJIS(JIS X 6256)が制定されたことをアナウンスしています。2011年に制定された、光ディスク媒体の新しい寿命推定試験に関する国際規格(ISO/IEC 16963)と整合したもので、「光ディスク媒体を利用したアーカイバルシステムへの利用環境の整備が国内においても速やかに進展するよう」制定したものとのことです。 「長期データ保存用光ディスク媒体の寿命推定のための試験方法」 のJISを制定(JIS X 6256)-爆発的に増加するデジタル情報のアーカイブメディアを目指して- http://www.meti.go.jp/press/2014/05/20140520001/20140520001-4.pdf 日本工業規格(JIS規格)を制定・改正しました(平成26年5月分)(経済産業省)
アライド・ブレインズ社が、2012年5月22日から6月4日にかけて実施した国のホームページのJIS規格(JIS X 8341-3:2010)対応状況に関する調査結果について、プレスリリースを公表しています。調査対象となった49の府省等サイトのうち平均56.5%のページでJIS規格の達成等級Aの対応に問題があることが確認され、また、21の府省等サイトで、達成等級Aに「問題あり」のページが1万ページ以上あることが確認されたとのことです。 調査は、アライド・ブレインズが開発した「全ページJIS検証プログラムAion」を用いています。このAionは、総務省が開発し無償提供しているJIS規格対応検証ツールmiChecker(エムアイチェッカー)のチェック項目と基準で、公開されている全ページを一括で検証するものであるとのことです。 調査対象は、.e-Gov(イーガブ)の「各府省・独立行政法人等のホーム
2011年11月29日、World Wide Web Consortium(W3C)が、「日本語組版処理の要件」(Requirements for Japanese Text Layout)の第2版を公開しました。日本語版も公開されています(正式版は英語版とされています)。この文書は、CSS、SVG、XSL-FOなどの技術や電子書籍関連の標準において実現が求められる一般的な日本語組版の要件を記述したもので、主にJIS X 4051(日本語組版規則)に基づいているが、一部、JIS X 4051に含まれない事項についても述べられているとのことです。 日本語組版処理の要件(日本語版)第2版 http://www.w3.org/TR/2011/WD-jlreq-20111129/ja/ Requirements for Japanese Text Layout, 2nd editon http:/
富士通では、アクセシビリティをウェブサイトの品質の一要素と位置づけ、次に挙げるウェブサイト運営の5つの工程( 1. 企画、2. 設計、3. 制作・開発、4. 検証、5. 保守・運用)において、アクセシビリティを確保及び向上するための施策を実践しております。 1. 企画 企画工程では、ウェブサイトのアクセシビリティを確保するための基盤を整備します。具体的には、「富士通のウェブ・アクセシビリティ・ポリシー」に掲げた5つのポリシーを実行するために必要な、1) 運営体制の整備、2) 「ウェブ制作ガイドライン」の策定やテンプレートの定義、および3) コンテンツマネジメントシステムへの適用を行っております。この基盤によって、局所的ではない、全社的な取り組みとしてのウェブ・アクセシビリティの確保及び向上を目指します。 2. 設計 設計工程では、企画工程で整備した基盤のうち、「ウェブ制作ガイドライン」、テ
2010年8月20日に、日本工業規格のウェブ・アクセシビリティに関する規格「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針 - 情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス - 第3部:ウェブコンテンツ」の改正版(JIS X 8341-3:2010)が公示されました。この規格は、W3C (World Wide Web Consortium) の中の組織である WAI (Web Accessibility Initiative) によって策定された「WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) 2.0」 と国際協調しており、「WCAG 2.0」が定めたウェブコンテンツの達成基準をそのまま「ウェブコンテンツに関する要件」として採用しております。 JIS X 8341-3に対するこれまでの取り組み 富士通はJIS X 8341-3及びその協調関
「みんなの公共サイト運用モデル」は、国及び地方公共団体等の公的機関のホームページ等(公式ホームページ、団体が提供する関連サイト、ウェブシステム等)が、高齢者や障害者を含む誰もが利用しやすいものとなるよう、「みんなの公共サイト運用モデルの改定に関する研究会」(平成22年9月から平成23年1月開催)による改定方針及び改定案の検討、地方公共団体による改定案の検証・評価を経て、平成23年3月に改定されたものです。ウェブアクセシビリティに関する日本工業規格であるJIS X8341-3:2010に基づき、実施すべき取組み項目と手順等を示しています。 「みんなの公共サイト運用モデル改定版(2010年度)」を活用したウェブアクセシビリティの維持・向上の取組を実践するため、以下の各種手引き等について、ファイルを活用することができます。 「みんなの公共サイト運用モデル」の構成 1.「ウェブアクセシビリティ対
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年10月時点の調査。
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こんにちは。“時代の3歩先をねらうWeb屋さん”羽山 祥樹です (ハンドル名をミキ・オキタから変更しました)。 このブログ「WebClip ウェブデザインのニュース」では、Webデザイン・Webマーケティングの話題をお届けしています。 Webアクセシビリティ規格 JIS X 8341-3 の官報改正が公示 8月20日、日本のWebアクセシビリティ規格 JIS X 8341-3 の官報改正が公示されました。 あわせて昨日23日、改正された JIS X 8341-3 の理解と実践に必要な関連文書がウェブアクセシビリティ基盤委員会より公開されました。 日本工業標準調査会 JIS検索 「JIS規格番号からJISを検索」から「x8341-3」で検索することで閲覧できます。 ウェブアクセシビリティ基盤委員会 JIS X 8341-3:2010 関連文書 JIS X 8341-3 の改正版(以下、JIS
インターネットの普及により、高齢者や障害者にとってもウェブサイトは重要な情報源となっています。しかし、情報を提供する側が適切に対応をしなければ、高齢者や障害者がウェブサイトから情報を取得できない、操作ができないという問題が発生します。 「ウェブアクセシビリティ」とは、高齢者や障害者等、ウェブサイトの利用になんらかの制約がある方や、利用に不慣れな人々を含めて、誰もがウェブサイトで提供される情報や機能を支障なく利用できることを意味します。
2008年12月12日 WCAG 2.0勧告がもたらすWebアクセシビリティの新しい時代 アクセシビリティ・エンジニア 中村 精親 1999年5月にWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) 1.0が勧告として公開されてから、実に9年半もの年月を経て、ついにWCAG 2.0が勧告として公開されました。日進月歩どころか、「秒進分歩」とまでいわれる情報関連の世界において、9年半という時間における変化、そして進歩が非常に大きいことはあらためていうまでもないことでしょう。 W3C会員として、またWebアクセシビリティ分野において、積極的な活動をおこなってきた当社としましても、今回の勧告はWeb全体にとってよい意味で非常に大きな影響を与えるものだと思っています。 WCAG 2.0は各方面からとても注目されてきており、それに加えて勧告となるまでに長い時間がか
JIS X 8341-3:2010が公示されました。以前からアクセシビリティBlogや筆者のコラム等でも触れてまいりましたが、この日本工業規格は、2004年に公示されたWebコンテンツのアクセシビリティに関する設計指針、JIS X 8341-3の改正版です。 本コラムでは、この改正版について押さえておきたい点について、簡単にご紹介したいと思います。 WCAG 2.0との関係 2008年12月に勧告として公開された Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 は、 W3C / WAI により策定された国際標準となるWebアクセシビリティガイドラインです。改正版JISでは、「箇条7 ウェブコンテンツに関する要件」においてWCAG 2.0と同一の達成基準を採用していることが最大の特徴のひとつといえます。 このことにより、改正版JISの達成基準を
梅垣 正宏(うめがき まさひろ) 日本障害者協議会 情報通信委員会 はじめに 2004年6月に公示された、ウェブコンテンツのアクセシビリティJIS(日本工業規格) X8341-3:2004 「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3部:ウェブコンテンツ」(以降、X8341-3 と記す) がまもなく改正される。改正原案はすでに審議を終えており、この夏にも X8341-3:2010 として公示される見通しである。筆者は、X8341-3:2004 および X8341-3:2010 の原案策定ワーキンググループの副主査として、規格の起案、審議にあたってきた。本稿では、X8341-3 改正の背景と特徴、期待される公共分野でのウェブアクセシビリティ普及への期待について述べる。 改正の背景1ーWCAG改正と国際協調 X8341-3の改正に最も大きな影響を与えた
公開日 : 2010年8月21日 (2018年1月17日 更新) カテゴリー : アクセシビリティ この記事の公開日の前日(2010年8月20日)、WebアクセシビリティのJIS規格である「JIS X8341-3」(高齢者・障害者等配慮設計指針 - 情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス - 第3部:ウェブコンテンツ)の改正版が正式に公示されました。改正した年を規格番号の末尾に付記する形で「JIS X8341-3:2010」と呼ばれます(以前、改正原案のパブリックコメントの受け付について触れた時点では2009年に公示される予定でしたが、さらに一年、じっくり時間をかけて練り上げられたものです)。 初版の「JIS X8341-3」は2004年6月20日に公示されているので、今回の改正は、6年ぶりになります。他のJIS規格と同様、「工業標準化法」第67条(日本工業規格の尊重)により、国お
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