海外で急増しているお寿司屋さん。生魚を扱うために、食中毒を発生させてしまうケースも少なくない。日本の寿司の評判が落ちてしまうことを防ぐため、また海外の寿司屋に衛生面での知識を普及させようという狙いで、全国すし商生活衛生同業組合連合会(山縣正会長)が外国のすし店で働く人を対象とした「すし知識海外認証制度」を始めたそうだ。 まずは今年1月26、27の両日、シンガポールで初の講習会を開催。東京都内で40年以上すしを握っている山縣会長ら職人たちが同国を訪問、ネタの鮮度を維持するための方法や魚に適した調理法など、基本的な知識を伝えるという。