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ブックマーク / ish.chu.jp (10)

  • 虚空に向かって書くからこそ丁寧に書く

    「なぜコメントの敷居を高くするのか」で手前味噌な感じに触れた「くるさりんど」さんのエントリについて、ふと思い出して今頃書きます。 件のエントリに「交流らしい交流もなく、虚空に向かって書いているようなのに『ですます』調」ということが指摘されていていました。わたしが比較的丁寧な文体で書くいくつかの理由については前にも書いたのですが、突然、そんなアレコレの理由以前に、そもそも「虚空に向かって書く」からこそ形を整えようとしている、ということに気付きました。余りにも当たり前になっていて、意識することもできていなかったようです。 一般的には「顔の見える対象」を相手にしたとき、人は丁寧になるものなのでしょうか。場合によりけりでしょうし、容易に断じることはできません。ただ少なくともわたし自身について言えば、むしろ「顔の見える対象」ではない場合に、より真剣に向き合っているように思います。 逆に言えば「顔の見

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/07/23
    誰でもない誰かのために
  • なぜコメントの敷居を高くするのか : ish☆走れ雑学女ブログ

    「くるさりんど」さんのエントリでやたら持ち上げられてしまい、クレンジングジェルのこととかばっかり書いてちゃダメだなぁ、ということで、前々から考えていたことをまとめています。 件のエントリでも指摘されている、ブログのコメントについてです。 しかし掛け値なしに面白いにもかからわず、コメント欄には反応が少ない。というのも、コメントするのに、なんかの登録とサインインが必要だからです。 自分を褒めてくれている記述を引用すると実にバカっぽいのですが、言いたいのはコメントについてです。 このブログのコメント機能はTypeKeyの登録が必要で、コメント一つにちょっと手間がかかります。トラックバックも開いていません。 これらは単にスパム対策が面倒だから、というのもありますが、意図的に「敷居を高く」している部分があります。 別段気取っているわけではなく、web上でのやり取りをまったくしたくない、というのでもあ

  • 空気が読めない者、その罪状と判決 : ish☆サイボーグだから電気羊の夢は見ません

    今まで何度か「ブログを非-mixi的・非-お付き合いの道具的に使うこと」について書いてきました(※1)。コメント欄の敷居の高さや、ブログ全体で用意しておく殺気や「壁」についてです。 ところが、中には「壁」そのものが見えない人がいます。いわゆる「空気が読めない人」です。 防壁を突破してくる人というのは二極分化していて、片方は侠気と知性に溢れた好人物、そしてもう一方が防壁を認識する能力すらない「空気が読めない人」です。真ん中のメインストリームはバッサリ切り捨て、という問題は脇に避けておくとして(笑)、この「壁が見えない人」の威力は凄まじいです。 「壁が見えない人」も大別すると二種類いて、一つは古典的なパラノイア。 昔からリアルでも壊れている人になつかれる傾向が強いのですが、このブログのテクストが彼・彼女の宇宙に突然ヒットしてしまったらしく、「それは冥王界で言うところの下位の神ですね!」的な熱烈

  • 『ウィトゲンシュタイン―天才哲学者の思い出』 ノーマン・マルコム

    『ウィトゲンシュタイン―天才哲学者の思い出』 ノーマン・マルコム 板坂元 非常に有名ななのですが、今まで読んでいませんでした。 手につけなかったのは、学生時代にウィトゲンシュタインのゼミでお世話になった先生が、哲学者の「人となり」を語ることを軽侮していたことの影響でしょう。彼は「哲学とはパズル+αである(αはないかもしれない)」と言って憚らず、そのストイックなところが潔かったのです。 でもまぁ、わたしはアカデミズムの内部にいる人間ではないし、義理堅くなる理由もないので一応読んでみようかな、くらいで手に取ったのですが・・・めちゃくちゃ面白いです。 奇人として知られるウィトゲンシュタインを巡る回想録ですから、エピソードに事欠かないのは当然なのですが、単に「ヘンな人」を取り上げた下世話なではありません。ウィトゲンシュタインという人物の美しさが素直に伝わってきますし、何より素晴らしいのは、彼の

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/05/19
    「ぼくは愛情を人に与えることはできないけれど、ぼくには非常に必要なんだ」ウィトさんは正直だ
  • 外山恒一&松本哉イベント@ネイキッドロフト

    ネイキッドロフトでの外山恒一さんと松哉さんのトークイベントにお邪魔してきました。 初めにお断りしますが、以下は公平な「リポート」をお伝えするものではありません。わたしは「運動家」ではありませんし、メインストリーム的なる日常に感じるのと同じくらいの「馴染めなさ」を、「運動」や高円寺界隈文化、ロフト的空気に感じている者です。単に思考の触媒を求めているところが大ですから、多分に個人的バイアスのかかった私見、という前提で受け止めて頂ければ幸いです。 まずは気になったポイントをいくつか乱暴にメモ。 選挙に出ると急に大人しくなってしまう人が多い 「言論の自由」を訴える人物が出馬しても、選挙に出た途端に議会制民主主義の枠組みにはまってしまう。主張内容が「言論の自由」であっても、その主張を極めて「不自由」な形式に則って主張されている。これでは結局相手の土俵に合わせてしまっているだけだ。主張の表現手法自体

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/05/15
    造反有理
  • 食と戒律、越境するファンタジー=愛

  • 『アポロとソユーズ―米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実』

  • なまり節 おいしいダイエット食品

    なまり節にハマりぎみです。 実は最近になるまでなまり節というものをべたことがなかったのですが、近所のスーパーで見つけて「なんじゃろ?」と買ってきてみたところ、これがとても美味しいのです。 要するにカツオを煮たもので、鰹節の製造過程でできるものです。というか、なまり節を燻して削ったものが鰹節です。 鰹節の製造法というページが大変わかりやすく解説してくれています。鰹節って完成までに半年以上もかかる品なんですね。知りませんでした。 このなまり節、美味しいだけでなく素晴らしいダイエット品です。 100gあたりの栄養価を見てみると、 エネルギー256kcal たんぱく質 55.3g 脂質 2.1g 炭水化物 0.7g カルシウム 20mg カリウム 630mg リン 570mg ナトリウム 95mg 鉄 4.0mg ナイアシン 35mg 高たんぱく低脂肪、しかもカリウムが豊富です。 ちょっと高

  • 『「ニッポン社会」入門』、外国人と子供

    『「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート』 コリン・ジョイス 「外国人は日人をこう見ている」系のというのがあります。 個人の手記的なもの以外でも、『世界の日人ジョーク集』とか『日はどう報じられているか』といった書籍もこの系譜に属するでしょうし、あるいは「ここがヘンだよ日人」(懐かしい)等のテレビ番組も同様でしょう。 諸外国にこうした書籍やテレビ番組があるのかよく知りませんが、おそらく日人はこの手の話題が比較的好きなな国民なのではないかと思います。 だからと言って、日人がとりわけ「他人からどう見られているか気にする」というわけではないでしょう。「ここがヘンだよ」について、当の出演者だったゾマホンさんが「外国人に自国について公開の批判の場を開いている日人は素晴らしい」といったことを書いていた記憶がありますが、そんな高尚な意識であの番組を見ていた人はまずいない筈です。 単

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/01/08
    イギリス人ときたら大したものだ
  • トランス脂肪酸の使用禁止 スターバックスとニューヨーク市

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