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ブックマーク / synodos.livedoor.biz (6)

  • SYNODOS JOURNAL : 放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」 八代嘉美

    2011/3/1723:28 放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」 八代嘉美 3月17日の午前中、twitterのタイムライン上で、今回の福島第一原子力発電所の事故に対して、『「放射線は危なくない」キャンペーン』がネットワークメディア上ではじまっているのではないか、という発言を目にした。発言者が「キャンペーン」と評した言説がどの程度の規模なのかは分からないが、「危なくない」と発言している人たちの論拠のひとつに、被曝対策として、「花粉対策」のアナロジーを用いるものがあるのではないかと考えた。 だが、実際に我々の健康に与える脅威は「花粉程度」のものではない。思えば、「この線量は東京ニューヨーク間の飛行機内で浴びる放射線の被曝量と同じ」たとか「X線撮影での線量と同じ」というような報道は見かけるようになったが、実際に生体内で何が起こっているのかをまとめているものは、新聞などでは見かけなかった。

  • SYNODOS JOURNAL : 「孤族」は自由社会のツケか?〜「孤族の国」を考える(2) 橋本努

    2011/2/27:0 「孤族」は自由社会のツケか?〜「孤族の国」を考える(2) 橋努 『朝日新聞』連載のルポルタージュ「孤族の国」(12月26日〜1月6日)が話題を呼んでいる。ネット記事へのアクセス数のみならず、売店での同紙の売れ行きも好調のようで、早くに完売するところも出たという。 1月23日からは「孤族の国」第二部の連載もはじまった。自由で孤独な生の果てに、孤独な死を迎える。そんな悲惨な出来事が、この国の日常となっていくのかもしれない。すでに菅直人政権は、1月13日に「孤族」支援のための特命チームを設置して、2012年度予算に向けて対策を立てはじめたという。また近い将来、2020年には「多死」の時代が到来する。いま何が必要なのか。「孤族」を分析してみよう。 「孤族」とは何か。連載最終回のふたつの事例を読むかぎりでは、切迫感がみられない。第一の事例は、離婚した男性が病気を煩って老人ホ

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/02/02
    「豊かな社会は、自分に誇りをもつことのできる人間を、多く生み出した。ところがその同じプライドが、互いに支えあって生きていくためのコミュニケーションを阻害している。」
  • SYNODOS JOURNAL : ウィキリークスのジュリアン・アサンジ逮捕をめぐる流言、そして「強姦」と「『強姦』」のあいだ 小山エミ

    2010/12/287:0 ウィキリークスのジュリアン・アサンジ逮捕をめぐる流言、そして「強姦」と「『強姦』」のあいだ 小山エミ ◇ジュリアン・アサンジの逮捕◇ 2010年秋頃より米国の軍事・外交文書をインターネットや既存メディアを通して大量に暴露し、世界中の話題をさらったウィキリークスの責任者、ジュリアン・アサンジの英国での逮捕劇については、たしかな情報がごく限定的にしか伝えられていないにもかかわらず、ウィキリークスやアサンジの行動を支持する側、またそれらを非難する側の双方の論者により、憶測やうわさ話をまじえて、さまざまな意見が交わされている。 スウェーデン当局は、8月の時点でこれらの容疑について捜査をはじめていたが、それ以後もアサンジはヨーロッパ各国を自由に回りながら、ウィキリークスに関連した活動をつづけていた。国際刑事警察機構を動かすなど、かれに対する法的な追求が強化されたのは、ウィ

  • SYNODOS JOURNAL : ベルリンの壁崩壊から20年〜地域住民の明暗 廣瀬陽子

    2010/10/187:0 ベルリンの壁崩壊から20年〜地域住民の明暗 廣瀬陽子 ◇ドイツ統一の苦悩は続く◇ 10月3日は冷戦時代に約40年間分断されていた東西ドイツの統一記念日であり、20周年の節目となる今年は、首都ベルリンはもとより、ドイツ各地でさまざまな記念行事が行われ、統一を改めて祝した。フランクフルトの祝典には、冷戦終結を決定的にしたソ連(当時)最後の大統領であったゴルバチョフも参列したという。 旧東独地域では、統一後に冷戦時代の秘密警察などの文書が公開され、じつは自分の近しい友人・知人、ひいては家族などが自分のことを密告していたことを知り、ショックを受ける人が続出するなど、生活の変化だけでなく、精神的にも大きな衝撃を受けた人びとが多かったそうである。 とはいえ、旧東独地域では、統一後に交通、道路、学校、病院などを含むさまざまなインフラ整備が進み、居住環境が良くなり、最近では人び

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/10/18
    「冷戦終結がもたらした旧東側地域(ドイツの場合は西側も含む)への衝撃は、わたしたち日本人が想像する以上に厳しいものであった。共産党時代を懐かしむ声は決して少なくない。」
  • SYNODOS JOURNAL : 世論調査をめぐる3つの「幻想」 山口浩

    2010/9/170:0 世論調査をめぐる3つの「幻想」 山口浩 2010年9月14日に投開票が行われた民主党代表選は、菅直人首相が小沢一郎前幹事長を破って代表に再選される結果となった。この代表選をめぐって、マスメディアによる世論調査と、ネットでの人気投票の結果が大きく異なっていたことに、一部の注目が集まった。このことは、マスメディアではあまり報道されなかったように思う。例外のひとつは産経新聞のこの記事だ。「民主党代表選、なぜ異なる結果 ネット投票と報道機関の世論調査」(2010年9月9日) http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100909/plc1009092108016-n1.htm 簡単にいえば、世論調査では当初から、菅首相との回答が多数を占める状況であるにもかかわらず、多くのネット投票では逆に小沢前幹事長が優勢だった、という話だ。根深い

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/09/17
    「世論調査をめぐる最近の言論をみていると、「人はしょせん見たいものしか見ないのだな」といいたくなる」まさしくもって
  • SYNODOS Blog : ホメオパシーをめぐって(2) 菊池誠

    2010/8/140:1 ホメオパシーをめぐって(2) 菊池誠 ◇助産師とホメオパシー◇ ビタミンK2問題に戻ろう。 ビタミンK2の代わりとなると称するレメディがどういう成分を希釈してつくられたのか、ぼくは知らない。もちろん、どんな成分だったにしても、レメディには含まれないのだから、知る必要もない。ただ、ハーネマンの時代には(少なくともビタミンK2の代用になるという概念は)存在しなかったものであることは間違いないし、このような奇妙なレメディを認めているのはごく一部のホメオパシー団体だけのようだ。 この事件は例外なのだろうか。いや、現実に多くの助産院がホメオパシーを利用し、ビタミンK2レメディも使われていた。(1)にも書いたように、ビタミンK2欠乏症の確率は母乳育児の場合で1/2000程度とされている。これが意味するのは、ビタミンK2シロップの代わりにレメディを与えている助産師のほとんどすべ

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/08/14
    お守りは無害だけどシートベルトの代わりになりません/ルームミラーにぶら下げて視界の邪魔にしている人もいる
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