トイレに貼り付けて使用するゼリー状の洗剤や芳香剤を子どもが飲みこむ事故が多発し、去年1年間に少なくとも200件余り起きていることが分かりました。こうした製品の誤飲事故としては異例の多さで、日本中毒情報センターは、小さな子どもがいる家庭ではトイレのドアを閉めておくなどの対策をとってほしいと呼びかけています。 子どもが誤って飲み込む事故が多発しているのはトイレの便器の内側に貼り付けるゼリー状の洗剤や芳香剤で、3年前から家庭用品メーカーの「ジョンソン」が「スクラビングバブルトイレスタンプクリーナー」などという名前で販売しています。日本中毒情報センターには、親が目を離したすきに子どもが手でとって飲み込んだという事故の相談が、去年1年間だけで214件寄せられ、こうした状況がことしに入ってからも続いているということです。また、製薬会社の「小林製薬」もことし9月から「ブルーレットデコラル」というトイレに