同館では、2月1日~14日の「岩手の読書週間」に合わせて、2月中は楽しみながら図書館や本に親しめるイベントを開催している。「絵本の病院」は子どもたちにもっと図書館を利用してもらおうと企画し、「子ども図書館フェスティバル」の一環として、表紙が破れたりページが取れたりするなど壊れてしまった絵本の修理を行う。 企画を担当する同館スタッフの村松昭さんは「どんなに大切にしていても、本は必ず壊れてしまう。自分で修理しようとする子どもや親もいるが、間違った方法で修理すると逆に本を傷めてしまうこともある。図書館で借りた本を誤って壊した時も、慌てて修理しないでスタッフに相談してほしい」と話す。 当日は児童コーナーで絵本を受け付け、図書館スタッフらが本の「お医者さん」となり修理を行う。本の状態を「診察」しながら、状態に合わせて専用の接着剤やデンプンのりなどの道具を使って修理をしていく。本の状態によっては修理で