「書体は見た目で選んでいい」「書体選びはデザイナーの仕事である」「欧文書体はHelveticaやDINだけじゃない」などと言われていますが、いざデザイナーが「フォントを購入してみたい」と思っても、蓋を開けてみると面倒なことが多く、億劫になってしまいがち。とは言え、他のデザイナーがどのような判断で、どのようなフォントを購入したのかを知る機会はほとんどないという現状。「書体選び=デザイナーの仕事」であれば、真似されたくないという意味でも、選んだ書体はできるだけ自分だけのものにしておきたいところです。 和文フォントに比べて種類の選択肢が多く、比較的安価で購入できる欧文フォントにスポットを当てて、アドバイスをまとめてみました。 1. デザインのジャンルに固執しない汎用性のあるデザインを選ぶ 初めて購入するのであれば、個性的なデザイン書体で特定の雰囲気を出す場合を除き、どんなデザインにも対応できる飽
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