11月13日、田中俊一原子力規制委員長は、高レベル放射性廃棄物の最終処分場確保にめどが付けれない原因などについて、「私自身はこうしたらうまくいくだろうとか何も考えたことはない」と述べた。8月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato) [東京 13日 ロイター] -田中俊一原子力規制委員長は13日の定例会見で、日本で長年にわたって高レベル放射性廃棄物の最終処分場の確保にめどが付けれない原因や打開策について、「やり方が悪いのか国民の理解が得られないのかいろいろあると思うが、私自身はこうしたらうまくいくだろうとか何も考えたことはない」と述べた。 前日に小泉純一郎元首相が日本記者クラブでの講演で、「日本で核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)の最終処分場にめどをつけられるとするのは楽観的で無責任」と指摘。元首相の発言に対する受け止めや反論はないのかとの質問に田中委員長は、「小泉さんがどういう意図