鈴木一朗ことイチローは、かつての「30年発言」以来、ことあるごとに韓国人の非難と揶揄を一身に浴びてきた。だが発言から9年が経ち、韓国誌は彼の積み重ねてきた実績を冷静に評価するよう呼びかけている。 2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の直前、日本代表の中心選手だったイチローは「韓国は向こう30年、野球で日本に勝つことはないと知らしめたい」と発言した――こう韓国内で報道された。 そしてイチローは韓国人を敵に回し、彼に死球をぶつけた投手が「烈士」と称えられた。3年後の第2回WBCでは、牽制球を投げるフリをしてイチローに無駄なスライディングをさせた投手が「烈士」になった。 だが、この「30年発言」は歪曲された可能性がある。米国のESPNで報じられた英訳を参照すると、イチローは「向こう30年、日本には手を出せないとも思わせたい」と語ったようだ。つまりイチローは、目的語として
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