ソフトバンクは1日に完全子会社化したイー・アクセスの議決権株の約67%を月内に売却する方針を固めた。韓国サムスン電子など海外の通信機メーカー5社、オリックスなど国内リース6社と最終調整に入った。海外の有力な基地局メーカーなどとの提携で、通信網整備を円滑に進める。同時に総務省の電波割り当て指針に基づきイー・アクセスの独立性を維持する狙いもある。ソフトバンクは買収を決めた米携帯電話3位のスプリント
「英ボーダフォン日本法人の買収後、日本でやったことを米国でもう一度再現してみせる」 10月15日。米携帯電話3位スプリント・ネクステルのダン・ヘッセCEO(最高経営責任者)とともに東京都内で記者会見に臨んだ孫正義社長は、5期連続の最終赤字に沈むスプリントの業績立て直しへの自信と、同社の買収にかける意気込みをあらわにした。 この日、ソフトバンクはスプリントを総額201億ドル(約1兆5700億円)で買収し、最終的に同社の株式の70%を取得すると正式に発表。買収によってソフトバンクの携帯電話事業の売上高は約2兆5000億円と、中国の中国移動(約3兆3000億円)、米ベライゾン・ワイヤレス(約2兆8000億円)に次ぐ世界第3位の規模になる。 一石二鳥の買収劇 10月1日に発表した国内携帯電話4位、イー・アクセスの買収に続く大型M&A(合併・買収)で長年のライバルだったNTTドコモやKDDIを規模で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く