日本マイクロソフトは、2in1の新製品「Surface Pro」など、一連のSurfaceシリーズの発表会を開催した。発表会に登壇した米Microsoftのコーポレート バイスプレジデント マイクロソフト デバイス担当Panos Panay氏は、日本のSurface市場が47%の成長を遂げたほか、Surfaceの開発に日本でのビジネスの経験が影響していると語り、日本を重視する姿勢を見せる。
斎藤哲也さんの連載「補助線としての哲学」。3回連続で番外編「いま読むべき3冊の思想書」をお届けしてきました。最後となる第3回は千葉雅也さんの新著『勉強の哲学 来たるべきバカのために』を取り上げます。斎藤さんはこの3冊について「愚かさを増しつつあるこの世界に抵抗するための“希望の書”」といいます。その理由とは――。 深く勉強するというのは、ノリが悪くなること 人文書の世界でこの春、「祭り」のような盛り上がりを巻き起こした注目の3冊を紹介する番外編。最後の1冊である千葉雅也『勉強の哲学――来たるべきバカのために』は、ざざっと頁をめくると、人文書とは思えないほど改行が多く、ビジネス書や自己啓発書のように重要な語句やフレーズは太字になっている。うっかり書店のビジネス書の棚に「誤配」されていても、何の違和感もない。 が、その軽薄そうな装いとは裏腹に、中身は濃密な哲学的勉強論が展開されている。たいてい
斎藤哲也さんの連載「補助線としての哲学」。前回から3回連続で番外編「いま読むべき3冊の思想書」をお届けしています。斎藤さんはこの3冊について「愚かさを増しつつあるこの世界に抵抗するための“希望の書”」といいます。その理由とは――。第2回は東浩紀さんの新著『ゲンロン0 観光客の哲学』を取り上げます。 世界でも国内でも分断は拡大している 前回に引き続き、今回も番外編として必読の哲学・思想書を紹介したい。 東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』は、世界史的なスケールで、新たな連帯のあり方を構想した哲学書だ。 そのキー概念が、タイトルにもある「観光客」である。はて、「観光客」とは何なのか。本書冒頭では、前著『弱いつながり』を要約して次のように説明されている。 <ぼくは2014年に『弱いつながり』という小さな本を刊行した。そこではぼくは、村人、旅人、観光客という三分法を提案している。人間が豊かに生きてい
斎藤哲也さんの連載「補助線としての哲学」。今回から3回連続で番外編「いま読むべき3冊の思想書」をお届けします。斎藤さんはこの3冊について「愚かさを増しつつあるこの世界に抵抗するための“希望の書”」といいます。その理由とは――。第1回は國分功一郎さんの新著『中動態の世界』を取り上げます。 この春に刊行された必読の哲学・思想書とは 今回から3回に渡り、番外編ということで3冊の哲学・思想書の紹介をしたい。というのも、人文書の世界では、この3冊が今春にほぼ同時に発売されたことで、「祭り」といっていいぐらい盛り上がっているからだ。 その3冊とは、國分功一郎著『中動態の世界 意志と責任の考古学』(医学書院)、東浩紀著『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン)、千葉雅也著『勉強の哲学 来たるべきバカのために』(文藝春秋)である。 軽薄な言い方で申し訳ないが、この3人が哲学・思想分野のスター選手であることは
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