舞鶴若狭道：バスが５６０ｍバックで逆走 ＩＣを誤通過 | 毎日新聞全但バス（本社・兵庫県養父市）の運行する大阪発豊岡行きの高速バスが１１月、兵庫県丹波市の舞鶴若狭自動車道・春日インターチェンジ（ＩＣ）を誤って通過し、本来のルートに戻るために約５６０メートルをバックで逆走していたことが分かった。同社は男性運転手（５２）を３日間乗務停止とし、その後も大型バスの乗務から外した。 同社によると、バスは３日午後７時２０分、大阪を出発。約１時間半後に舞鶴若狭自動車道の春日ＩＣから北近畿豊岡自動車道に入る予定だったが、誤ってそのまま直進した。乗客の指摘で気付いた運転手がバスをいったん路肩に止め、ハザードランプを点滅させながら走行車線を約５６０メートルバックで逆走した。事故はなく、乗客８人にけがはなかった。運転手は会社に報告せず、１１月１０日の匿名の通報で発覚した。
