ベルギーの農家が国境の石をうっかり動かし、結果的に自国の面積を増やす珍事があった/Virginie LeFour/Belga/Sipa USA (CNN) フランスと国境を接するベルギーの町エルクリンヌで、農家がうっかり国境石を移動させ、ベルギーの国土面積が1000平方メートルほど広くなってしまうハプニングがあった。幸いなことに、両国間の重大な外交問題には発展せずに済んでいる。 620キロにわたって広がるベルギーとフランスの国境は、200年以上前に設置された境界石によって隔てられている。 ところがこの境界石のうち、両国の国境を定めたコルトレイク条約締結前の1819年に設置された石が、最近になって2.29メートル離れた場所に移動しているのが見つかった。 境界石を動かしたのはエルクリンヌの農家だったと思われる。まさか国際問題に発展するとは思わずに、自分の土地にあった邪魔な石を、邪魔にならない場
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