ニューデリー(CNN) インドの国防省と国防研究開発機構(DRDO)は26日、核弾頭の搭載が可能な長距離弾道ミサイル「アグニ5」の4回目の発射実験に成功したと発表した。 国防省は、この実験で国産ミサイルの性能強化を示したことが抑止力の増進につながると述べた。 モディ首相はツイッターで、実験成功は「全国民の誇り」だと述べた。 実験には東部オリッサ州沖の島に設置した移動式の発射台が使われた。 アグニ5はインドで最高の性能を持つ地対地大陸間弾道ミサイル(ICBM)。2012年に初の発射実験が行われた。17年に実戦配備される見通しだ。 射程は国産最長の5000キロ以上と、北京にも達するため、中国が開発に懸念を抱いているとみられる。