科学者たちが人間のDNAの90~97パーセントを、ジャンク(くず)と呼ぶのはなぜなのだろうか? 確かにジャンクDNAは何の役にも立っていないように見えるが、実はこの「ジャンク」DNAの潜在力はほとんどが「スイッチが切られて」おり、残った部分だけで現実のプログラムと相互作用している。人間が脳の10パーセント足らずしか使っていないというのは都市伝説だという話があるが、それは脳の「領域」についてのことであり、もし人間の脳の潜在能力について知るならば、そんなことは言わないはずだ。これは遺伝子操作の結果なのだ。 人間の体内には遺伝子組み換えの明らかな証拠がある、 遺伝子の組み換えというのは、フィルムからコマを切り取って別の場所へ移す、あるいは2本の映画からコマを切り貼りして別の映画を作るようなものだ。人間の起源について研究しているアメリカの研究者で作家のロイド・パイによれば、人間のDNAには4000