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ネット小説と悩みに関するm25moriのブックマーク (2)

  • 真面目に生きるのが馬鹿らしい、なんて

    自分は、父のことをあまりよく知らない。 死に別れたわけでも海外へ赴任(ふにん)しているわけでもないのだが、父はいつも仕事に忙しく、家に帰って来てもあまり喋(しゃべ)らない。 だから、未だにどんな人間なのか、いまいちよく分からずにいる。 元々無口で、真面目なだけが取(と)り柄(え)なのだと、母は言う。 それを聞くたび、あまりよく知らないはずのこの人との、血の繋(つな)がりを意識する。……自分も、思いを口にするのが得意ではなく、周囲からは真面目と評されがちだから。 あまり嬉(うれ)しくない遺伝だと、いつも思ってきた。 真面目、堅物(カタブツ)、融通(ゆうづう)が利(き)かない――どれも、同年代の間ではあまり好まれない性質だ。 自分たちの年代なら、ノリが良くて面白くて、ちょっと不真面目なくらいの方が、ウケが良い。 自分だって、そんなことは理解している。 だが、間違っていると知りながら、わざとルー

    真面目に生きるのが馬鹿らしい、なんて
  • 能ある鷹はマイノリティ | 言ノ葉スクラップ・ブッキング〜シーン&シチュ妄想してみた。〜

    JUGEMテーマ:青春(ヤングアダルト)小説 (「小説家になろう」さんにも重複投稿しています。小説家になろう版はルビ多めです。) 世の人々の多くは、なぜか“一握りの天才”というものに、憧れや嫉妬を覚えるものらしい。 だけど、よく考えてみて欲しい。 全体から見て、ほんの数パーセントしか存在しない天才(ギフテッド)――それはすなわち“とてつもない少数派(マイノリティ)”ということに他ならないのだ。  大概のことが多数決の原理で動いていく現代社会において、それは圧倒的に不利な立場でしかない。  それなのに、なぜ人は、そんなモノに憧れたり妬いたりするのだろう……。 他人と違うというだけで、この世は何かと生きづらい。 口では個性を認めながら、実際には出る杭は打たれるのが世の習いだ。 考えてみれば当たり前の話なのだ。 大多数の人間は、「他人が自分より優れていること」を素直に喜んだりしない。 何をしたわ

    m25mori
    m25mori 2020/05/12
    青春ss「能ある鷹はマイノリティ」
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