悪意だらけの世界で生きてきた少女は、全てを捨てる事にした。そう、自分自身さえ。 終わりを迎えたはずだった少女は、生きる事になる。 別の世界で。 そして、私は気がついた。 私が溺愛していたはずが、逆に崇拝され過保護なまでに自分が溺愛されている事に。 後に『寵愛の王女』と呼ばれる少女の物語。 ※少しずつ、編集中。誤字脱字が多いので、ご報告下さればありがたいです。
僕の名前は「|蒼 敬四郎(あおい けいしろう)」歳は19才。 今年大学に入学したため一人暮らしすることなったんだけど普段なにもして来なかったから 料理が作れない。 朝はまあパンとコーヒーでなんとかなるし、昼食は学食にすればいいんだけど、晩ご飯は・・・ 毎日スーパーの弁当や外食ってのもな〜って思って、せめて晩ご飯だけでも、ちゃんとしたモノを 食べたいと思って、そこで家事代行さんに来てもらうことにした。 で、やってきた代行さん・・・僕はてっきり、おばちゃんが来るもんだとばかり思ってた。 そしたらなんと、来たのは僕と同い年くらいの年頃の中国人の女の子だった。 その子の名前は「小 姑娘」(シャオ・クーニャン) な訳で、クーニャンさんが毎夕、僕くんちへやってきて晩ご飯を作ってくれることになった・・・。 彼女は聞いたことないような拳法の使い手で、おまけに聞いたことないような中国の山から 降りてきた仙女
ローチェ地方の辺境伯の長女として生まれたアレクサンドラ・ローズ・ヴァンデルローチェは、隣国まで伝わるほどの絶世の美女だった。 アレクサンドラが18歳になる年に、ローチェ地方の戦士の魂を慰めるという名誉ある儀式の「聖なる乙女」に選ばれるが、甘やかして育てた妹のわがままによりその役を妹に譲ることになった。 名誉ある役割を譲りたくはなかったが、妹と父を守ることは母の遺言だった。 聡明で美しく、憧れていた母との約束。 「お父様と妹を支えてあげて。そして、誰よりも強くなりなさい」 息も絶え絶えに言った母の言葉は、良く聞こえなかったが、アレクサンドラは母の言葉に従った。 父と家門を支え、家族を顧みない父の代わりに妹を一生懸命育てたはずなのに、何処で間違えてしまったのだろうと自問自答するが答えは出なかった。 役目を奪った最愛の妹の晴れ舞台を見るために聖なる乙女の儀式を見に訪れた時に事件は起きた。 魔物の
20XX年日本では、政府が取り返しのつかない過ちを冒した結果、各地でテロが多発して瞬く間に治安最悪の国と化した。 政府が国民を統率するのが難しくなった為、ある政府の権力者が古くから日本で暗躍していた暗殺機構「サイレンス」に秘密裏に接触し、テロの弾圧を依頼した。 サイレンス所属の中でも“最強”の人物を排出してきた家系の一人っ子として生まれた「聖薇 歪」は内心暗殺者となる事を拒んでおり、ただの学生と裏社会の生活の二面を両立して、青春を謳歌する事を誓った。 ただ、そんな上手くいくはずもなく…。 時に幸せで時にシリアスな学生生活が、この混沌とした社会の中で、今流れる。 ※この作品はフィクションです。実在する組織とは一切関係がありません。 備考:実在する地名を出すことはありますが、完全には一致していません。(ストーリーで不都合が生まれる可能性があるためです。) ※この作品は、多分結構ギリギリです。批
大国グングナルド王女フィルリーネは、16歳の誕生日に隣国の王弟ルヴィアーレと婚約予定だ。 婚約の儀式を行うためにグングナルドに滞在することになったルヴィアーレ。お相手のフィルリーネは歓迎する素振りはなく、初見から嫌味を言ってきた。 しかも、フィルリーネは美しく聡明で芸術に秀でた王女という噂だったが、その実、美しさはあっても頓珍漢な言動をし、すぐ不機嫌になって部屋に引き籠もる勘違い王女だった。 対して、ルヴィアーレは噂通り美青年で文武両道。魔導に長けた完璧な男。 二人の性格が合うはずがない。フィルリーネは会うたび偉そうにして、おかしな言動をしてくる。 しかし、そこに意味があるとは、ルヴィアーレも気付かなかった。 言うべきではない内情をペラペラと喋ってくれればありがたい。ルヴィアーレは気楽な相手だと思っていたが、フィルリーネの勘違いな行動がルヴィアーレに違和感を覚えさせる。 彼女は本当に愚かで
『童話好きによる世界平和のための祭典』 都内某所にある現在改装中の宿泊施設を完備した世界最大級の図書館。 その図書館で、各所に童話の特設スペースが設置され、その祭典が行われようとしている。 その祭典の内容は、選ばれた30人の人間が改装中のその施設に1ヶ月寝泊まりをし、その評価をレポートに記すこと。 30人の中で一番優秀なレポートが書けた人には豪華賞金もある。 大学生4年生の神楽紫音は自他共に認める本の虫で、無類の童話好き。 彼女はあくまでも純粋な気持ちでその祭典に応募をして当選をする。 ⸺⸺祭典とは名ばかりの生贄の儀式だとは夢にも思わずに。 そして話は彼女がその図書館を訪れ、東雲陽翔という男と出会うところから始まる。 ⸺⸺ これは図書館に閉じ込められた30人の男女が、館内を徘徊する闇堕ちした童話のキャラクターに翻弄され、死の恐怖に追いやられながらゲームクリアを目指すサバイバルデスゲームの話
始めよう。歴史を変えた英雄たちと、世紀の大空戦の物語を。 竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」。 魔法文明と科学文明が共存する神秘の地は、地球との異世界貿易をめぐっての条約国、連盟国の二大陣営による世界大戦の渦中にあった。両陣営は、地球から手に入れた兵器を用いて戦線を拡大。世界は総力戦の時代を迎えた。 条約軍の戦闘機パイロット、南部隼人中尉らは新型戦闘機のテスト中、遭遇した異変によって辺境の諸島へ誘われる。帰還を急ぐ彼らを押し留めたのは、連盟軍の大艦隊がこの地に迫っているとの急報だった。 たった数百名の守備兵では島を守ることなどできない。それでも島民たちの命は守らなければならない。 せめて7機の戦闘機が使えれば、この島を救える! そう考えて隼人らは、7人のパイロットを探す為の奔走する。 悩める英雄、はねっかえりな女士官、隼人を慕う後輩、生真面目な忠犬、戦いを止めた老兵、謎のスパイ? かくして揃
冥王の穴。決して上へは戻れない底無し穴に「冥王」の生贄の花嫁として落とされた女が、危険な侵入者やかつての生贄の子孫ら、この世ならざる化け物と邂逅しながら、下へ底へと降りて落ちていく。ただし女の身体と鋼の精神は簡単には壊れない。「冥王」は女の心を堕とせるか? あるいは女はハッピーエンドを掴むのか? [金土日更新・24年4月完結予定] ホラー要素は穏やかめ、途中から恋愛駆け引き要素あり。R-15エログロ暴力、極限状態での死生観及び倫理の欠如注意。
王子が自らの婚約者の悪事を暴いて、断罪するパーティー会場。高らかに、婚約破棄を突き付けた王子は、玉座のように置かれたソファーの前から吹っ飛んだ。 何が起きたかわからないパーティー参加者を置き去りに、婚約破棄を言い渡された令嬢は、艶やかな黒の巻き髪をふんわりと靡かせて、そのソファーにふんぞり返るように腰をかけた。 「それでは、本当の断罪を始めましょう」 琥珀の瞳を蠱惑に細めて、ほくそ笑む。 そのパーティー会場は、突如現れた悪魔族の力によって、扉も窓も開かなくなった。悪魔族達が従うのは、『魔王』の力を持つその令嬢、ただ一人だけだった。 ※3万文字数のダークに過激な断罪ざまぁモノ※ハッピーハロウィンテンション♪(2023年10月13日の金曜日♡)※ (『小説家になろう』サイトにも掲載)
登場人物 ・メリベル・アークトュラス 17歳、アークトゥラス侯爵の一人娘。ジャスパーの婚約者。 ・ジャスパー・オリオン 17歳、第一王子。メリベルの婚約者。 ・イーライ 36歳、学園の用務員 クレイシー・クレリック 17歳、クレリック侯爵の一人娘。 ・アビゲイル・ブルーマー 17歳、ブルーマー子爵家の娘でリーヴァイの妹。 ・リーヴァイ・ブルーマー 18歳、ブルーマー子爵家の嫡男。アビゲイルの兄でジャスパーの友人兼側近。 ・アイザック・スチュアート 17歳、スチュアート侯爵の嫡男でジャスパーの友人兼側近。 ・ノア・ワード 18歳、ワード騎士団長の息子で、ジャスパーの従騎士。 ・シア・ガイザー 17歳、ガイザー男爵の次女でメリベルの友人。 ・オリオン国王、オフィーリア王妃 ジャスパーの両親。 ・アークトゥラス侯爵 40歳、宰相。メリベル13歳の時に妻を亡くす。 ・学園長 あらすじ(仮) もう一
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