西行法師【さいぎょうほうし】 月と桜を愛したことで知られる平安時代の歌人。 なかでも「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」と詠(よ)んだ歌は有名で、彼はこの和歌の通り、サクラの咲く満月の夜に入寂したという伝説が残っている。 桜/櫻【さくら】 バラ科サクラ属の落葉高木または低木の総称。 開花時期は3~4月で花の色は紅、ピンク、黄、白、緑など様々ある。 日本の国花の一つ。日本では「花=サクラ」を指すことが多い。 花言葉は「精神の美」「純潔」。 語源は「コノハナサクヤヒメ」の「サクヤ」が転じたものとする説、神代の歌詞「さきにさくらん、ほきくにさくらん」から来たとする説、「サクラ」の「サク」は「咲く」から来ており「盛(さかん)」「幸(さきく)」「酒」などと語源が同じとする説、サクラの花の咲き方でその年の豊凶を占ったことから稲の霊魂(穀霊)を表す「サ」と「神坐(カミクラ)(神座)」