JUGEMテーマ:ファンタジー小説 ・片恋のシャーラ(プロトタイプ版)の第8弾です(詳しい説明は第1弾に書いてあります)。 他のページはコチラ→「片恋のシャーラ(プロトタイプ版)1/2/3/4/5/6/7/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/32(終)」 (下部にある「カテゴリー別・小説一覧」からも他ページに跳べます。※他の小説も混じった「もくじ」になっています。) 「お兄様ったら。私の騎士をいちいち恐がらせないでちょうだい」 数時間後、私室へ戻る途中の兄を回廊の途中でつかまえたシャーラは、彼を無理矢理、自室へ引っ張って行った。 そのまま、半ば強制的に三時のお茶の時間に付き合わせる。 「恐がらせてなどいない。騎士としての心得を言って聞かせただけだろう」 「内容じゃなくて、態度に問題があるのよ