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詩と人生に関するm25moriのブックマーク (2)

  • 差別なんて結局は脳のサボタージュ|ポエム風思考メモ

    差別なんて結局は脳のサボタージュ 男はこういうものだとか 女なんだからこうしなければダメだとか 生まれた国がどうとか 人種がどうとか ステレオタイプな偏見は 真実を見極めるのが面倒臭いから 既に作られた 知らない誰かの意見を まるっと鵜呑(うの)みにインストールして 自分で物を考えるのをサボっているだけだよ 男の中にもいろいろな人間がいるし 女だって一人一人性質は違っているのに そんな個々の違いを 分析して把握して対応していくのが面倒なものだから 大雑把(おおざっぱ)な分類で ひとくくりにして 頭脳労働をサボっているだけなんだよ ある人はそれを効率的だとか言い訳するのかも知れないけど そんな“ある人”だって、 自分とはまるで違う他の誰かと 一緒くたに まとめられて 「こんなヤツだろう」と決めつけられたら、 きっとイラッとするのにね 作られたイメージなんて あくまで“イメージ”でしかないから

  • 傷つきやすいからこそ見えるもの|ポエム風思考メモ

    傷つきやすいからこそ見えるもの 強過ぎる感受性を、疎(うと)ましく思ってきた。 ほんのささいな言葉や出来事に傷つき、怯(おび)えてばかりいた。 だけど、そんな繊細に過ぎる心を持っていたからこそ、 見つけられたものがある。 きっとあの頃、あんなにも世界が美しく見えていたのは そんな強過ぎる感受性ゆえだ。 人間(ひと)は皆違うから、同じ景色を目にしていても 心に映るものは違う。 季節ごとに変わる世界の色、通学路の緑のトンネル 雨の日の灰色に濁(にご)った川の水面(みなも)さえ美しく見えていたのは この心に はまった特別なレンズゆえだ。 このレンズは受ける痛みを何倍にも大きくしたけれど 世界の美しさもきっと、何倍にも増してくれていた。 きっと、こんな傷つきやすい自分でなければ 世界の美しさに気づくこともなく あの頃出逢った景色も、音も、風の手触りも、 心に刻むことなく忘れてしまっていただろう。

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