乾 陽人《いぬい はると》は幼少期の出来事から正義を嫌うようになる。 青年へと成長したある日、古びた神社で白い蛇に襲われ......気がつくとそこは異世界だった! 肉体が不死身《ゾンビ》と化していた陽人は、成り行きで助けた|吸血鬼と人間のハーフ《ダンピール》の少女リリアーヌと共に、偏った正義を振り翳し亜人を迫害する聖皇国に抗うべく、亜人集めの旅に出る。 これは、正義を殺す物語――
経験豊富なバツイチ女と誤認されているヒロイン×腹黒だけど純情な年上男による、王子様育成計画! ◆ 王子様の教育係に任命された、と聞いてジュディの頭に浮かんだのは「子作りの手ほどき」である。 (王家の男子に対して「世継ぎのもうけ方」を伝授する女性がいるとの噂は耳にしたこともあるけれど、まさか本当にまわってくるなんて) ジュディは「後継ぎを産めなかった」として離縁された出戻り娘であるが、結婚の実態は「白い結婚」だった。 三年の結婚生活はまっさらで、実践はおろか知識もろくにない。 しかし、別れた元夫との契約により、その事情を他人に明かすことはできない。 断り文句も浮かばず、せめて報酬はふっかけようと覚悟して王宮へ向かった。 しかし、どうもその仕事は思っていたのとは違ったようで……。 ◆カクヨム先行で公開中(その他のサイトにも公開しています)
現代日本と不釣り合いなとある山奥には、神社を中心とする妖討伐の一族が暮らす村があった。その一族を率いる櫛田八早月(くしだ やよい)は、わずか八歳で跡目を継いだ神職の巫(かんなぎ)である。その八早月はこの春いよいよ中学生となり少し離れた町の中学校へ通うことになった。 妖退治と変わった風習に囲まれ育った八早月は、初めて体験する普通の生活を想像し胸を高鳴らせていた。きっと今まで見たこともないものや未体験なこと、知らないことにも沢山触れるに違いないと。 この物語は、ちょっと変わった幼少期を経て中学生になった少女の、非日常的な日常を中心とした体験を綴ったものです。一体どんな日々が待ち受けているのでしょう。 ※外伝 ・限界集落で暮らす専業主婦のお仕事は『今も』あやかし退治なのです https://www.alphapolis.co.jp/novel/398438394/874873298 ※当作品は完
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