国会の議論をリードしているつもりなのか、教育再生会議が「子どもの保護者に対して『子育ての留意点』や『教えるべき徳目』などを「提言」しようとしている。改定教育基本法の「教育目標」が、学校教育のみならず「家庭」までターゲットにしてきたことは、昨年来のブログ読者の皆さんには御承知の通りだが、予想よりハイテンポで安倍内閣の「美しい国づくり」は進もうとしているようだ。 報道によると、教育再生会議の提言のポイントは以下の通りである。 ◇「親学」提言のポイント (1)子守歌を聞かせ、母乳で育児 (2)授乳中はテレビをつけない。5歳から子どもにテレビ、ビデオを長時間見せない (3)早寝早起き朝ごはんの励行 (4)PTAに父親も参加。子どもと対話し教科書にも目を通す (5)インターネットや携帯電話で有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」の実施 (6)企業は授乳休憩で母親を守る (7)親子でテレビでは