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ブックマーク / nuttycellist.blog77.fc2.com (3)

  • ステトスコープ・チェロ・電鍵 硬直的な行政

    拙院の開業当初、以前の仕事関連の院外薬局業者が一緒に来てくれることになり、当初、拙院の隣に開設してくれるようにお願いした。小さな子どもを抱えたお母さん方が、できるだけ容易に薬局に行けるようにと考えてのことだった。 ところが、院外薬局を許可する地方自治体が、それではまかりならない、とのこと。設置場所を、車道を挟んだ反対側にしろとの指示だったと、薬局の方から伺った。院外薬局を経営面では当然のこと、「物理的に」医院から離すという行政の意向のようだった。その時には、仕方ないかと諦めた。 が、しばらくしてから、想像していた最悪の事態が起きてしまった。幼児が、お母さんの手を放し、車道に飛び出て、交通事故にあってしまったのである。頭部骨折外傷で1,2ヶ月の入院をされたのだと記憶している。 院外処方にしたことを些か後悔したが、院内処方では、収入が大きく減り、さらに余分なスタッフを雇わなければならなくなる。

    maangie
    maangie 2009/07/11
    「医療費の適正な配分という観点から、院外処方制度を取り入れるのは致し方ないかもしれないが、医院外処方に関わる硬直的な行政が、患者への負担、場合によっては、上記のような危険をもたらしている」
  • ステトスコープ・チェロ・電鍵 社会保障予算削減に玉虫色のベールを被せて・・・

    毎年、社会保障費の自然増2200億円分が削られてきた。トータル1.1兆円削減であるが、毎年の削減分が、積み続けられて効いてくるので、この削減は医療を崩壊させる上で、じわじわと効いてきている。 何故、毎年2200億円削減なのか、根拠はない。この程度は、削減できるだろうと、まずは金額を決め、その後どのように減らすか、どの項目を減らすかを議論している。今回の景気対策15兆円と同じ手法だ。景気対策では、防衛庁の車500台を新車にしたり、30の「基金」を新設したり、思いつきでばら撒いている印象が強い。で、この削減も、思いつきの削減金額を現場に押し付けて、無理矢理削減し続けている、ということになる。 選挙間近のためか、下記の報道で、厚生労働大臣や財務大臣までが、この毎年の削減を止めるかもしれないという玉虫色の答弁をしているが、決して、止めるとは言明しない。無駄があれば、やはり削るということのようだ。ど

    maangie
    maangie 2009/06/06
    「何故、毎年2200億円削減なのか、根拠はない。この程度は、削減できるだろうと、まずは金額を決め、その後どのように減らすか、どの項目を減らすかを議論している。今回の景気対策15兆円と同じ手法だ」
  • ステトスコープ・チェロ・電鍵 安心社会への「国家ビジョン」を、たった一ヶ月でとりまとめるらしい

    安心社会への「国家ビジョン」をまとめるために、有識者会議が召集された・・・らしいが、1ヶ月ちょっとで提言を取りまとめるようだ。 ということは、結論は先にありき、ですな。そう、経済対策として20兆円超のバラマキをしたのだから、それを何倍かにして、返してもらうという国から国民への呼びかけが、その内容だろう。 社会保障予算の毎年2200億円づつの抑制方針は外さないと、与謝野財務大臣は言明したらしい。 公的、私的を問わず、医療機関は、どんどん潰されて行く。特に、地方の公的病院は、ほとんど生き残れないのではないだろうか。 医療に関しては、今後、各地で凄惨な状況が繰り広げられるはずだ。「安心社会」への国家ビジョンの提言では、その辺の予測が一体どう記載されるのだろうか。 以下、引用~~~ 「安心社会」へ6月提言 社会保障、財政など再検討 有識者会議スタート 09/04/14 記事:共同通信社 提供:共同

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