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ブックマーク / www.riabou.net (9)

  • 読んだ本:「考える生き方 空しさを希望に変えるために」finalvent著 - リアリズムと防衛を学ぶ

    考える生き方 posted with ヨメレバ finalvent ダイヤモンド社 2013-02-21 図書館 極東ブログのfinalvent氏のエッセイ。 国際、国内の政治問題などが多い氏のブログとは異なり、このは氏のこれまでの人生を振り返る内容です。 人生の各場面でどんなことを考えてこられたのか、出来事や困難をどういう風に受け止めてこられたのかが綴られています。 55歳以下のいろいろな年代の方、人生の各場面をどう受け止めるか、その参考になるです。 まさしく「考える生き方」 読んでいて思うのは、まさにタイトルのとおり、実によく考える生き方だなぁということ。 何か新規なことがあれば、そのつど考える。それも、きちんと考える。 人間だれでも、考えながら生きています。特に不幸に遭遇したときには。 「なんで私がこんな目に?」 「これからどうしたらいいんだろう?」とか。 finalventさん

    読んだ本:「考える生き方 空しさを希望に変えるために」finalvent著 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 島をめぐる争い '82 - リアリズムと防衛を学ぶ

    両国が領有権を争っている島へ、一方の市民が不法に上陸しました。 これは、30年前のおはなし。 1982年、南太西洋の島々の領有権をめぐり、イギリスとアルゼンチンが戦争をしました。フォークランド紛争と呼ばれています。 始まりは民間市民の上陸でした。その背景はアルゼンチンの経済が不調で、政権が危うかったこと。そこで、歴史的な経緯から係争中だったフォークランド諸島がクローズアップされました。国民の目をそらすためです。 アルゼンチンの民衆は、政府がやらないなら自分たちが島を取り返すんだと盛り上がります。義勇軍のような気分で、島に不法上陸したり、運動が過熱していきました。 それが政府の選択肢をせばめ、やがて戦争になりました。 その島には名前が2つ 嵐の前の不景気 断たれた退路 あちら側、こちら側 正しさは手段に過ぎない 賽は投げられた 関連記事 その島には名前が2つ その島々には2つの名前があります

    島をめぐる争い '82 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 自衛隊を出すばかりが防衛ではない - リアリズムと防衛を学ぶ

    尖閣沖事件から始まった日中の係争は収束しつつあります。ただし、これで尖閣諸島問題が決着したわけではありません。今回のような事態がいつか再発することは大いにありえます。 今回のような係争があると、日側でも相手国側でも、インターネットを中心に「さっさと自衛隊を送れ」「軍隊を出して何とかしろ」という声が出てきます。 確かに軍事組織を動かせば、決定的な一打となって、相手国を妥協させられるケースもあります。しかしいつもいつも軍事組織を出せばいい、というものではありません。 敢えて軍事組織を動かさず、警察組織だけを動かす方が外交上メリットが大きいケースも少なくありません。 この記事では国境係争において警察、またはそれ以下の組織がどのように役に立つかを見ていきます。 武力をチラつかせて収まるケース、逆に過熱化するケース 沿岸警備隊は事態を小火で収めるクッション なぜ韓国は竹島に軍隊を置かないのか? 尖

    自衛隊を出すばかりが防衛ではない - リアリズムと防衛を学ぶ
    maangie
    maangie 2010/10/06
  • 普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ

    私はこのブログで普天間移設問題について語ることを避けてきました。なぜならこの問題は大きすぎて、私の手には負えないからです。といっても「普天間基地を移設しよう、移設先はどこが便利か」それだけで済めば、話はとても簡単なのです。しかし、それは軍事の論理です。 普天間は軍事だけの問題ではない なぜ普天間基地を移設するのか? 引越し先の選びかた 普天間基地の機能 じゃあ台湾に移設するのはどうなの? もしも沖縄以外に移動したら? 軍事の論理と、政治仕事 軍事問題を政治的に論じるときの3つの誤り 追記 関連 参考 お勧め文献 普天間は軍事だけの問題ではない 沖縄県内移設、まして島以外への移設となれば、この問題は軍事の論理だけで語れる範囲をはるか飛び越えてしまいます。普天間は普天間だけの問題ではないのです。これについては以下の記事が参考になります。 http://d.hatena.ne.jp/sion

    普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ
    maangie
    maangie 2010/04/23
    zu2氏のコメントに尽きる。硫黄島論は古いかな。
  • なぜ災害時に軍隊・自衛隊が活躍するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    大災害が起こったときに軍隊や自衛隊が活用されるのは、いったい何故でしょうか? 軍隊や自衛隊のいかなる点が、災害時に役に立つのでしょう。他の組織ではいけないのでしょうか。 【この記事は新ブログへ移転しました】

    なぜ災害時に軍隊・自衛隊が活躍するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 日本は島国なのになぜ戦車が必要なのか? part1 - リアリズムと防衛を学ぶ

    陸自の90式戦車(朝霞広報センター) 「戦車不要論」というものがあります。「陸上自衛隊が戦車なんか保有するのはムダだ」というような意見です。結論から言えば、これは余りに無茶な考えです。 ですがこれを批判するのはなかなか大変です。「なぜ1+1=2なの?」というような単純な疑問ほど、きちんと答えようとすると難しいのと同じです。「なぜ日に戦車が必要なの?」もあまりに素朴な疑問すぎて、気で答えようとすると大変です。 ですが逆に考えればこれはメリットです。「なぜ日に戦車が必要なの?」という単純素朴な問いに答えることで、日の防衛戦略といった大局から、戦車の特徴といった細かい点まで、通して説明することができるからです。いささか大変ではありますが、これから数回の連載を通してこれにチャレンジしてみたく思います。 part1の今回は戦車不要論の概説と、「そもそも戦車って何じゃ?」という点についてです。

    日本は島国なのになぜ戦車が必要なのか? part1 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 自衛隊の意外な活動1 注射器や包帯で戦う自衛官 - リアリズムと防衛を学ぶ

    自衛隊が入院患者の移送に協力 陸海自衛隊員と消防職員が協力して、患者の移送を行ったそうです。病院の新築移転にともなう移動だとか。 長崎市片淵2に新築移転した済生会長崎病院(和泉元衛院長)が1日開院し、入院患者53人が自衛隊の協力を得て旧病院から新病院へと移された。 患者に影響しないよう短時間で終えなければならないため、同市消防局だけでなく陸上自衛隊と海上自衛隊も協力する“引っ越し作戦”に。自衛隊員46人と、救急車両7台、小型トラック5台が出動した。 お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) このような活動も自衛隊の任務の一つです。「民生支援」「民生協力」などと呼ばれます。自治体の依頼を受け、いくつかの条件(公共性、非代替性など)を満たした上で行う活動です。 この件では、患者の輸送は来、病院や消防が行うべきものです。ですが恐らく患者の数が多く、消防だけでは輸送車両や人手が足り

    自衛隊の意外な活動1 注射器や包帯で戦う自衛官 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • なぜハーバード大学は「戦争学」を教えているのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    みなさんは、学校で「戦争学」や「軍事学」を学んだことはありますか? ハーバード大学の学生たちは学んでいます。 ハーバードの学生は軍事学も学ぶそれも、極めて専門的でレベルが高い授業が行われています。例えば1960年代のハーバード大学講座案内書によれば、以下のような講座が開かれていたそうです。「」内が授業のタイトルです。(伊藤憲一著「国家と戦略」p212による) 「国防政策」 軍事戦略と外交政策に重点をおいて講義する。キッシンジャー教授による。 「陸軍の組織と国家安全保障」 全面戦争と限定戦争の諸問題を検討する。 「軍事史と基的戦術概念」米国における戦略および軍事戦略の発展を概観する。 「海軍史」 制海権の影響を中心に海軍戦略の基を講義する。 「戦争学の発展」 アレクサンダー大王から南北戦争までの主要な会戦で使われた兵器と戦術を検討する。 「戦略と戦術の基」 歴史的実例にもとづいて戦略の

    なぜハーバード大学は「戦争学」を教えているのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
    maangie
    maangie 2009/06/17
  • 「先制攻撃」「敵基地攻撃」についての法的整理ー3種に分けて考えないと無意味 - リアリズムと防衛を学ぶ

    北朝鮮の核実験とミサイル発射に伴って「敵基地攻撃能力」が議論されています。 賛成反対の両意見が盛り上がっています。ですが、そこには日国憲法が認める自衛権について色々と誤解があるようです。そこで、 いったい、憲法はどこまで自衛と認めているのか? 北朝鮮のミサイル基地を攻撃したら侵略戦争なのか? といった基的な情報をこの記事でまとめてみます。 「敵基地攻撃論」と「憲法違反論」はどちらがが正しいか? 議論のきっかけは麻生総理が記者の質問に答えた以下の発言のようです。 麻生太郎首相は26日夕、北朝鮮のミサイル発射基地への先制攻撃を想定した敵基地攻撃能力について「一定の枠組みを決めた上で、法理上は攻撃できるということは昭和30年代からの話だ」と述べ、法的には可能との認識を示した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000192-jij-po

    「先制攻撃」「敵基地攻撃」についての法的整理ー3種に分けて考えないと無意味 - リアリズムと防衛を学ぶ
    maangie
    maangie 2009/06/03
    大村襄治。船田中。野呂田芳成。高辻正己。浅田正彦「日本と国際法の100年〈第10巻〉安全保障」isbn:4385315493。
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