去年、鹿児島県出水市で、中学2年の女子生徒が新幹線にはねられて死亡し、遺族がいじめを受けて自殺した可能性があるとしている問題で、女子生徒が同じ中学校の生徒から恐喝などを受けていたとして、遺族が警察に被害届を出していたことが分かりました。 去年9月、鹿児島県出水市内に住む当時13歳の中学2年の女子生徒が、九州新幹線にはねられて死亡し、遺族はいじめを受けて自殺した可能性があるとしています。 この問題で、遺族は、女子生徒が同じ中学校の数人の生徒から、所属していた吹奏楽部で使っていた楽器を壊されたうえ、弁償を強要されるといった恐喝を受けていたなどとして、19日までに警察に被害届を出したということです。 この問題を巡っては、出水市教育委員会が女子生徒が通っていた中学校の全校生徒にアンケートをとるなどした結果、女子生徒が自殺したとみられることについて、「直接のきっかけとなる出来事は確認できなかった」と