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*思想と*家族のものに関するmallionのブックマーク (5)

  • 彼女が死んだ。 - kom’s log

    一ヶ月の間一緒に住んだ。二ヶ月の間、病院で過ごした。短い結婚生活が終わった。 脳幹の梗塞、ということで一度医師団に見放された後に奇跡的に復活したという話はここに書いた。その後の脳の機能回復は私からみるかぎりかなり目覚しく、瞬きを使ってどの曲を聴きたいか、などのコミュニケーションを交わすことができるようになるまで回復した。一方で脳ではなく体の予後が思わしくなかった。初期の激烈な血圧上昇剤投与を停止したことによる副作用と思われる虚血による後発性肝内胆道炎を起こし、おそらくそのことが原因となった肝膿瘍が発症からちょうど2ヵ月後に発見された。細菌の感染も軽微ではあるが、抗生物質で完全に排除することができなかった。脳、肝臓、感染の三つ巴のなかで、治療方針は難航を極め、集中治療室を出ることができずに時間ばかりが過ぎた。この間に私はリハビリについて調べ、特にリハビリの専門家であるバーバラ・ウィルソンの著

    彼女が死んだ。 - kom’s log
    mallion
    mallion 2009/04/08
    『死んだらね、きみの体は小さな分子になって山や川や海や風になるんだ。水になって流れ、風になって空を飛ぶ。空を飛びたいっていってたでしょ。世界中にいけるよ。だから怖くない。こわくないよ。』
  • イタリア紀行 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

    一九九九年三月。 ウィーンからの夜行列車、心地よい揺れに目が覚めると車窓からの景色はどこか潤んで緑の色も優しく、昨日までいた北の国とは違って、イタリアに入ったのだなと分かった。紅茶とパンにオレンジジュースのパックが付いた簡単な事を車掌が運んでくる。パンは小ぶりのをふたつ、ほんのりと温めてあって、こういう基的なところを揺るがせにしないのはヨーロッパの旅の愉しみのひとつでもある。 海の上の長い橋を渡る。窓の外に霧が濃くなる。ヴェネツィアに着いたのは8時近かった。駅の近くの両替屋でトラベラーズチェックを現金に換えた。まだユーロに切り替わる前で日円で作っていった記憶がある。人から聞いていたように、ヴェネツィアではドイツ語が通じて、イタリア語が全く出来なかったわたしは少し安堵する。大運河を水上バスで抜け、リドへいって、バールでコーヒーを飲みながらおしゃべり。散歩をし、市場でイチゴを買ってそれが

    イタリア紀行 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake
  • いつでも誰でも話せば通じるわけではない - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

    人を見る目がないことに掛けては私は絶大な自信があります。 亡夫と結婚したとき、彼はわたしの二歳上だったのですが、わたしたちはひとつの約束をしました。彼がわたしを看取ってくれるという約束でした。わたしたちのあいだで単に「お約束」といったら、それはこの約束のことでした。そうして私は彼がこのお約束を守ってくれることには安心しきっていたのでした。彼がひとりで逝ってしまう、その朝まで。 9月の、あれは中頃だったろうか、もう9・11のテロ事件は起こったあとでした。午前3時ごろだったか、居間をのぞくと、普段は夜の早い彼が晩酌をしていました。「お約束、破ってもいい?」と唐突に彼がいう前に、どんな話をしていたのか、どんな状況だったのか、それは忘れました。ただ、その言葉はいまでも耳に残っています。そのとき庭でしきりに鳴いていたコオロギの声や、妙に明るい蛍光灯の色や、そのほか一切のこまごまとしたことといっしょに

    いつでも誰でも話せば通じるわけではない - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake
  • 子供たちに戦争の話をするときの注意メモ - さり海馬

    以前に幼稚園の先生方から、子供たちに戦争の話をするときの注意について伺ったときのメモがあります。時節柄、他の方々にも参考になるかもしれないので、書き写しておきますね。 子供たちが安全であり、ご両親が子供たちを守るという意思を伝えてあげてください。幼い子供たちは、そうした危険な出来事が「家のすぐそばで」起こると思い込みがちです。 そうした話題について、子供たちに質問させ、またどう思うか/感じるかを表現する機会を与えてあげてください。 子供たちの幼い心ではうまく扱えないような個別の出来事や衝撃を与えるような詳しい内容を伝えないようにしてください(例えば、原子爆弾が恐ろしく高熱の暴風を作り出して人々を焼き殺すのだ、ということなどです)。 こうした出来事からも前向きに学ぶことを忘れないで下さい。 子供たちがテレビで見ている内容に注意してください。テレビで流れる映像は非常に鮮烈に写るよう作られていて

    子供たちに戦争の話をするときの注意メモ - さり海馬
  • 小さな幸せを記録するデバイス | Lifehacking.jp

    いつも小さな幸せをわけてもらっている The Happiness Project で、1分間のショートムービーが公開されています。娘さんを学校まで送り迎えしているうちに気づいた「小さな幸せ」についてムービーにしたものです。 なんと言うことはない、小さな「気づき」の瞬間を1分間に凝縮したものですが、それにしてもこれはずるい。この音楽に乗せてこの文章はずるすぎます。1分だけで良いので時間のある方はぜひご覧になってみてください。 1分も無いという方はムービーの英語を下に訳しましたので、それだけで雰囲気は掴めると思います。 昔、とはいってもそんなに前のことではない頃、 私の娘は小さすぎて学校まで歩けなかった だから私たちは市バスを使っていた 毎朝、私は歩道をバス停まで彼女を手を引いて歩き、 毎朝、私はじれったい思いで3番街を眺めていた その間、彼女は薬局の窓の向こうの宝物に心を奪われていた 私は別

    小さな幸せを記録するデバイス | Lifehacking.jp
    mallion
    mallion 2008/04/27
    これこそが親であることなのだ。
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