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@中部海洋帝国に関するmallionのブックマーク (23)

  • 鉄の戦争3 - illuminate33の日記

    アラティア渡しの合戦 アラティア渡しAlatier Crossは比較的大人数の者がジストル島に渡ることのできる唯一の場所である。アラティア渡しは潮の流れる平地で、潮が引いたときには数マイル続く歩行可能な開けた地面となる。何箇所かはすべりやすく、貝類が棲んでいる磯や、砂浜のような海岸もある。ロクシル島に入る他の方法も少人数なら困難だが不可能ではない。この海の波に洗われる陸の線が戦場となった。 ・アラティア渡しの最初の合戦(907年ごろ) 最初のアラティア渡し越えは預言者や、冒険者や狂人によって率いられていた。このばらばらで統率されていない集団はドラゴンパスじゅうから集まって、自分達を「志願軍Volunteer Army」(もしくは「オラシンOrathinの軍」)と呼んだ。命令というよりは衝動で活動し、憎むべき神知者の飛び領土を滅ぼすために、左腕諸島に集結したのである。 (アラティアの)陸の線

    鉄の戦争3 - illuminate33の日記
  • 鉄の戦争2 - illuminate33の日記

    ヘンドレイキ族の王、アンドロルフィン王 「古の伝統主義者」の王、アンドロルフィンは精神的に「新たなる同盟」の計画に賛同していたが、政治的には直接関わることはできなかった。 アンドロルフィンは最初のうちジストル教団と戦おうとする「輪」の懇願の全てを退けていた。偉大なる英雄レンヴァルドを「同盟」に参加しないようにするよう説得することは失敗したし、その後、この理由でアンドロルフィンとレンヴァルドは口論した。 しかしアンドロルフィンはしばしば「同盟の輪」のメンバーをもてなし、ふさわしい贈り物を贈った。後に王はセンハルマースがヘンドレイキ族の志願兵を率いて行くように導いた。しかしダランヴァンランスは、王が軍を率いていく時のみ勝利があると言った。 そしてアンドロルフィンは全ヘンドレイキ部族からなる―「アンドロルフィンの軍旅」を最終的に召集した。アンドロルフィン王の軍は「鋼の陥落」で最終的な勝利を導いた

    鉄の戦争2 - illuminate33の日記
  • 「メルデックの禍」レンヴァルドの辞世の歌 - illuminate33の日記

    以下はHoHP58ページの詩句の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。 我こそは勇士たちと熱狂のもとに強者であったもの 我こそは血を見ることなしに戦団を渡ることなかったもの 我こそは「オーランスの憤怒」と呼ばれたもの 我こそは争いと叫びを敵にもたらしたもの 我こそは薄闇のなか、あたかも第二の「勝利もたらす者」のようであったもの 我こそは血を見ることなしに戦団を渡ることなかったもの 異邦人たちの戦団のなか 我こそは英雄の偉業を競ったもの 我こそは勝利のため、血を流したもの 我こそは百の異邦人の町を滅ぼしたもの 我こそは百人の戦いの長を討ちとったもの 我こそは百の金の腕輪を贈ったもの 我こそは百の首を打ったもの 我こそは古の主に保護の手を差し伸べたもの 我こそは異邦人の燃える鋼鉄の扉を砕いた雷を呼んだもの 我こそは「死せる神」のゆがんだ眷属どもに裏切られたもの 我こそは誓いをたてた僕た

    「メルデックの禍」レンヴァルドの辞世の歌 - illuminate33の日記
  • 鉄の戦争Iron War - illuminate33の日記

    「鉄の戦争」は第二期の907年から917年に行なわれたケタエラ南部、忘神群島God Forgotのある都市の十年にわたる包囲戦です。都市は当時、神知者帝国を受け入れた無神論者の住民によって危険な魔術の実験が行なわれていました。 都の名前はロクシルLocsil、またはこの都で創造された「神」の名前を取ってジストルウォルZistorwal、あるいは刀鳴りの都Clanking Cityと呼ばれていました。この都のジストル信者がなにを目的としていたのかはStafford LibraryのMiddle Sea Empireに書かれています。すなわち「喪われたルーンを再び見つけること」。 都で行なわれていた実験は大いなる盟約を破るもの、混沌を呼び出すものと伝統主義者たちやEWFの将軍たちに見なされて、彼らの手によって十年もの攻囲がおこなわれたのです。名だたる将軍たちや英雄達がこの戦争に参加し、ヒョルト

    鉄の戦争Iron War - illuminate33の日記
  • 刀鳴の都 - illuminate33の日記

    地誌 機械都市(後の名を機械廃墟)の記述はStafford LibraryではMiddle Sea Empire、History of Heortling Peoples(以下HoHPと略します)、Esroliaに分散してありますが、細かい描写やガゼッタはありません。 Mongooseの「The Clanking City」には詳しい都の設定があります。都の地図は同サプリメントの30ページにあります。(このサプリメントの著者であるAaron Dembski-Borden氏はあくまでゲームメカニックが第一義で、Gregの設定に忠実でいようとしている人ではないようですが、ある程度アイデアをRobin Laws氏が提示し、アイデアがHoHPに反映されているようです) 上記の設定だと、基的に都の住民はサイバーで、身体を機械化している(ジストルに近い)ほど上級の市民ということになります。(グレッグ

    刀鳴の都 - illuminate33の日記
  • 鉄の戦争1 - illuminate33の日記

    続いて守り手でなく、攻め手の集団の記述に移ります。King of Sartar(邦訳「グローランサ年代記」)にもこの戦争について記述があり、「オーランスと機械の神」の題名で抜粋がまりおん殿の記事にあります。より客観的な記述はHistory of the Heortling Peoplesにあります。以下はHistory of the Heortling Peoplesの53ページから55ページの記事の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。 「鉄の戦争」はジストル教団の「機械の神」に対する「新たなる同盟評議会New Unity Council」の十年にわたる叙事詩的な包囲戦である。戦いの十年目に「鋼の陥落の合戦Steelfall Battle」は決戦で広がった力とエネルギー、複雑性により世界を破壊した。神々が到来した−ジストルが立ち上がり、オーランスが降臨したのである。英雄たちは長く

    鉄の戦争1 - illuminate33の日記
  • ジストル教団2 - illuminate33の日記

    コスターン島と周辺地域は「万物界Everything World」(訳注3)の万物が不均等に混ざり合っていて、起源において極めて魔道的であった。また島は結合主義者たちが言うにはグローランサを覆う広大なエネルギーの格子(グリッド)の上に位置していたのである。 最初に周辺地域に現れたのは戦闘用の機械でできたからくりたちだった。非常に遠くからは、シルフを動力とする綱をつけられた監視の気球が晴れた日に最初に目撃された。「偉大なる昇天者Great Ascender」は強力なあまり台風の時も中空に留まり、(ジストレラの終焉まで)決して降下することはなかった。 教団の最初の業績のひとつは魔術の品の大量生産であり、単純な剣(訳注4)からはじまった。これらの品々の効果はコスターン島内部でのみ働き、期待されたように帝国に益するものではなかった。しかし島はその力で良く防備された。リヴァイアサン(訳注5)がすでに

    ジストル教団2 - illuminate33の日記
  • ジストル教団1 - illuminate33の日記

    以下はMiddle Sea Empire 46ページから47ページの記事の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。 ジストル教運動 ジストル教運動は物質界から生み出された、神知者の創造を行おうとする動きの現れのひとつであった。神知者たちは世界の物質的な顕現に非常に魅惑されていて、それらの中の小さなかけらに不可解なる神秘と同じくらいに存在の秘密を秘めていると考えたのである。 教団の者たちは理解と組織化、探求の手法として体系化(systematism)を用いた。からくりの働きを洞察した後で分析と探求の上で物質界にあてはめたのである。教団の者たちは何かを体系づけることから始め、体系を実現化した。たとえば呪文を観察するとき、まず呪文がどのように働くか見て、その構造の中にある核心の部分を取り出し、それがうまく動くか見るために実験したのである。しばしばうまく動いたので、教団はそこから「小さな法則

    ジストル教団1 - illuminate33の日記
  • タニアンの勝利 - illuminate33の日記

    以下は神知者帝国(中部海洋帝国)の勃興時の出来事の記事の集成です。(またその後の神知者たちの知識と近視眼をも良く表している出来事としてよく取り上げられます。) 第一期、グローランサの海洋交通はごく一部を除いて巨大な竜船(ドラゴンシップ)を操るウェアタグ人に支配されていました。彼らは元々のダンマラスタン(論理王国)の六部族のひとつでしたが、海の民であるトリオリーニと契りを結び、親族関係に由来する海上と海中の両方に渡る帝国を支配していたのです。この状況を変えたのがジルステラの「海の自由人」と呼ばれる団体でした。 下記はMiddle Sea Empire 15-16ページのウルマル大公(訳注:当時王位は空位だった)の治世に起きた出来事の抄訳です。Anaxial Rosterによるとこのときの戦いで、セトイ族(哺乳類の魚人族)の一種族、鯨のフリーキン族が絶滅しました。ウェアタグ人は辺境に押し込めら

    タニアンの勝利 - illuminate33の日記
  • 火の山Fireberg - illuminate33の日記

    タニアンの戦いの話は、後日談があり、神知者たちがこの時行使された魔術の影響をコントロールできなかった状況を示すものです。以下はMen of the Sea 57ページの記事の抄訳です。 718年、神知者たちはこれまで物語の中でのみ存在し、生きた神話には存在しないと考えられていたタニアンと呼ばれる存在を召喚した。タニアンは水の神であり、平和に天空の不滅の火の故郷に住んでいる神、ローリアンの息子であった。召喚されると、タニアンは燃える水の神であることを証明した。即座にかつ自然に彼の到来に備えていた大量の水流に火を点けた。この大火災で計画通り、大部分のウェアタグ人と(数千もの魚人やソファールのスンチェン人を含む)同盟軍が滅び、神知者たちを海の覇者としたのであった。 しかし後の影響は意図されたものではなかった。海の傷は広がり、ジルステラとブリソスの間に通行不可能な炎の海を拡大した。燃える海域は比較

    火の山Fireberg - illuminate33の日記
  • ツバメはココナッツを運ぶ: フロネラ

    来た! PDF版が! 楽しみにしてたので嬉しいです。 早速落としてざっと眺めて見ましたが面白そうな情報がいろいろありそうです。 目次は以下 Introduction A History of Fronela Lands of the West Loskalm Janube City States Charg and Golaros The Hsunchen Lands Cults of Fronela All Thanks to the Martyr Index A History of Fronela 曙から920年までの歴史が書いてあります。 Charg and Golaros 3期で大封鎖に包まれて全く情報のないチャーグの説明が! どんな所なんでしょうか。 Cults of Fronela ようやくフレストル派が出てきました。Cult of Glorantha Vol.2でフレストル

  • サノールの都Thanor - illuminate33の日記

    水没したスロントス大公国の首都はサノールThanorといいます。グレッグの設定でも、MRQでもこの都市がマニリアにおける神知者帝国の中心部だったようです。(ヘンドレイキの国への旅に出てきた二人組のスパイはスロントスの大公に報告していました。) この都市はトリックスターの寺院(研究機関)があった場所でもあるようです。Middle Sea Empireによると、この都市に封印されていた魔道書「秘密の書The Book of Secrets」の封印を解いたために、スロントスは地震で水没したとか。(「秘密の書」はアーカットから伝えられたもの)

    サノールの都Thanor - illuminate33の日記
    mallion
    mallion 2009/03/05
    スロントス大公国の首都について。
  • Ralios - Mongoose Publishing

  • サーヴァル王と蛇の守護神 - illuminate33の日記

    下記の記事はWeb上の記事、Kings of Seshnela「セシュネラ王統譜」の抄訳です。翻訳の間違いの責任はzebにあります。(後にグローランサ人の記録として少々アレンジされた記事がStafford LibraryのMiddle Sea Empireに再掲されました。(訳注1)) サーヴァル王 称号:オルファルスケトOrphalsket伯爵、マルキオン守護戦士、後に聖なる大君主Sacred Overlordとも呼ばれた 統治:729-734 継承:家系不詳、しかしウルマルの直系でないことは明らか(訳注2) サーヴァルの統治は「見えざる神」の力に対する裁きの結果であり、「見えざる神」の介入が世界の正義を守るために彼を救済したのである。 ウルマル[大公]の没後、魔道師の一派は、導師ピリーフPilifが次に王位に就くことを宣言した(原注1)。彼は「新たなる秩序」の学派の高僧で、極めて強力な

    サーヴァル王と蛇の守護神 - illuminate33の日記
  • 神知者の探索の進展 - illuminate33の日記

    776年以降 最初期:直接の[神界への]侵攻と全滅 780年 力ある場所の発見 800年ごろ 僻地の[異教の]聖地への侵犯 800年 抜け穴の発見:忘れられた場所 806年ごろ 精霊界の探索 810年ごろ 自分たち[マルキオン教]の異界の探索 845年 強大な[異教の]異界への侵攻 849年 女神のすげ替えの実施/850年 革新 960年ごろ 強制ヒーロークエストPower HeroQuesting 1049年 逆転Reversal

    神知者の探索の進展 - illuminate33の日記
  • マルキオネラン派Malkioneranism - illuminate33の日記

    下記はMiddle Sea Empire42ページの記事の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。 マルキオネラン派はその信奉者に「新たなる五つの道Five New Ways」が明らかにした知識を見出すよう奨励した。方法としては「ありえざる風景Impossible Landscape」が描写した場所である可能性がある場所へのヒーロークエストだったのである。哲学上、憎むべき存在である者どもに創造された危険な場所に行くことがなぜ許されるのかは説明の必要があった。説明には、「不変の書」の数箇所を普通とは少々異なる方法(「ジルステラ風」に)で解釈する必要があったのである。 マルキオネラン派は最初のうち、実験的な祈祷や聖歌の歌唱を行う宗派だったが、すぐに多くの新しく、時に奇妙な戒律を持つ宗派におのずから変わっていった。この宗派は社会的な運動になり、[セシュネラ]皇帝にすら影響を与えた。信奉者た

    マルキオネラン派Malkioneranism - illuminate33の日記
  • 神知者(Middle Sea Empire) - illuminate33の日記

    以下はMiddle Sea Empire 35ページの記事の抄訳です。翻訳の間違いの責任はzebにあります。 話は「新たなる教団」と呼ばれる魔道教団がもてなしのためにある生き物を招きいれたことから始まる。彼らは火で損傷した魔術書を(当時美しかった)ソーダルの国にあったライランRilanの街のある廃墟から手に入れたのである。(この廃墟は教会であったという人もいれば、研究所であったという人もいて、魔術師の書庫であったという人もいる)この書物は「ありえざる風景Impossible Landscape」という書物であり、いろいろな異界の一部のあるがままの生きた風景を載せていた。この書物に載っていた風景のひとつに、彼らは手のひらほどの大きさの生き物を見つけた。無力で、ふざけた生き物で、無害な歌を歌い、ちっぽけなダンスを踊っていた。 数十年の後に、学者にして聖職者であるマンダレルがその無害な歌を聞いて

    神知者(Middle Sea Empire) - illuminate33の日記
  • ヘンドレイキの地への旅2 - illuminate33の日記

    セン・センレネンSen Senrenen ヘンドレイキ人の古来の故郷がセン・センレネンです。この地から「自由人」ヘンドリックが出ました。この地は起伏の激しい岩山や峡谷の国であります。住んでいるのは大部分牧人や、彼らの家畜である牛や羊です。セン・センレネンのヘンドレイキ人は獰猛な盗賊や魔術師であり、ヘンドレイキ人の王たちの保護なしに外国人がこの国に入るのはまれであるため、我々はこの地には行きませんでした。しかし、ヘンドレイキ人はこの国について話すのに積極的でした。 ヘンドレイキ人はこの地をオーランスにとって神聖な国としております。彼らはオーランスが若い頃この地をしばしば旅したのだと言っています。この地にはヘンドレイキの王たちの神聖な墓所を含む、無数のヘンドレイキ人の神々や英雄達の聖地があります。それぞれの聖地が年の特定の日に犠牲を捧げ、儀式をおこなう場所になっています。ヘンドレイキ人は家畜や

    ヘンドレイキの地への旅2 - illuminate33の日記
  • ヘンドレイキの地への旅1 - illuminate33の日記

    ヘンドレイキの地への旅 下記はHistory of the Heortling Peoplesの62ページから65ページに載っている記事の翻訳です。翻訳の間違いの責任はzebにあります。 下記の記事は、925年ごろ第二期の神知者(スロントス大公国)のスパイがヘンドレイキの国を訪れたときの貴重な記録です。当時すでにジストル戦争は終結し、神知者の同地での大きな拠点であったロクシルの都は917年、「鋼の陥落の戦いSteelfall Battle」で(古の伝統主義者団とEWFの手で)陥落していました。神知者側の意図としては、この情報の少ない閉鎖的な地域に間諜を送り込み、情報収集することを意図していたようです。 もっとも偉大にして強力なる閣下、大公爵にしてイレリン海の主、光輝の都の君主にして青銅艦隊の提督たるサルノルケル様。 「三王の教団」に所属するジャドノールのヘレメルが、つつましき挨拶とともに、

    ヘンドレイキの地への旅1 - illuminate33の日記
  • Blood Over Gold:アシャーラ教会 - まりおんのらんだむと〜く+