私が〈イマジナリィ・ボード〉ということばを言い始めてから、3年が経ちます。*1 それから、『ペテン師の戯れ言』で図解を挟みながらより高度な展開をされている玄兎さん、『Scoops RPG』でゲーム論とゲーム理論の区別を行い、そこから「RPGにおけるゲームボードの考え方」について意見をくださった馬場秀和さん他、その他のTRPG論客の方々に時おり参照していただくこの言葉ですが、私は一つ、このモデルに対する大きな困難に直面していました。 それは、「意味」と「指示」の関係にまつわる問題です。 その問題はここ1ヶ月くらいでようやく解決を見たのですが、先日TOMEちゃっとでVampire.Sさんと会話した結果、「これで明解に語り直せるかな」という感触を得ました。Vampire.Sさんに許可を頂きましたので、そのチャットの一部を抜粋しつつ、ここにエントリとしてまとめて置こうかと思いました。 2日かけて仕