文:Daniel Terdiman(CNET News.com) 翻訳校正:株式会社アークコミュニケーションズ、瀧野恒子 2007年06月21日 16時00分 ある日の午後、眠気を誘われたMaer Israel氏は同僚と連れ立って勤務時間中にサンフランシスコ市内の職場を抜け出し、近くのカフェでダブルエスプレッソを1杯飲んだ。 数週間後、French American International SchoolのITマネージャーであるIsrael氏は、カフェに座っている自分の写真がインターネット上に公開されていることを意外な人から知らされて驚く。その背景には、道路レベルで画像を表示できるGoogleのオンラインマップの新機能があった。 「職場の廊下で人事マネージャーとばったり会ったら、『ちょっとこっちへ』と廊下の端に連れて行かれて『あなたわかってるの?今はいたるところにカメラがあるのよ』と言わ
「元Yahoo社員」の数が増加の一途にある一方で、Googleの退職者は比較的少なかった。だが、Googleは新規株式公開(IPO)から約3年がたち、また従業員によるストックオプションの権利が確定するにつれ、この状況もまもなく変化する可能性がある。 VentureBeatのMatt Marshall氏によると、先ごろ「Google Maps」のエンジニアを統括していたBret Taylor氏とJim Norris氏が、Googleを退社したという。 Marshall氏によると、いずれも26歳の両氏は現在、Benchmark Capitalで「社内起業家」となり、消費者向けインターネット関連会社の新しいアイデアをふくらませているという。 Taylor氏とNorris氏がGoogleに入社したのは2003年であるため、両氏はGoogleのストックオプション長者には入っていないようだ。Marsh
なぜYahooはGoogleに「負けた」のか 2007年6月20日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (1) Dylan Tweney 2007年06月20日 米Yahoo社のTerry Semel氏[写真]が6月18日(米国時間)に最高経営責任者(CEO)の座を降りた理由についてはさまざまな見方がある。実のところ、Semel氏が退いた理由は、株主たちが気にする唯一のメーターを十分に上げることができなかった点にある。つまりYahoo社の株価だ。しかも、残念なことに、これはYahoo社の実際の競争力とはほとんど関係がない。 Yahoo社について少し調べてみれば、経営は混乱しているが、ファンダメンタルズは強固だとわかるはずだ。 実際、Yahoo社の業績が非常によいと考えられる理由は、うんざりするほどたくさんある。『Yahoo』のユーザーは今でも『Google』より多く、各ユーザーがサ
Google Public Policy Blogが公開された。ブログそのものは2ヶ月前から始まったようだ。 グーグルは、ネット中立性や電波政策についての提言を出したり、アル・ゴアをロビイストに雇うなど、政治色を強めている。これを「既存の巨大企業と同じように政治家と結びついた汚い企業になろうとしている」と批判する向きもあるが、私はネット企業が政治的発言力をもつのはいいことだと思う。 日本でもっとも需給ギャップが大きい産業は、政策シンクタンクだろう。アメリカでは「第5の権力」とよばれるぐらいシンクタンクが影響力をもっているが、日本では霞ヶ関が政策立案を独占し、政策を学問的に研究する機関がほとんどない。ICPFも、そういう組織をめざしているが、なかなかむずかしい。その原因は、政権交代がないこととともに、日本が「格差社会」ではないため、こういう公共的な目的に金を出す大富豪がいないからだ。
インターネットを利用していて、Googleが介在する広告に出会わない日はないと言っていいだろう。Googleで検索すれば検索連動型広告が表示され、コンテンツページでは「Ads by Google」と書かれたテキストボックス型の広告を見かける。グーグルの売り上げの99%はこうした広告収入だ。広告主にとってグーグルの広告ネットワークを利用するメリットは何か。また今後どのように進化していくのか。国内の広告営業を率いる営業本部長の佐藤康夫氏に聞いた。 (聞き手は日経ネットマーケティング編集 小林直樹) 検索連動型広告の市場が急成長しています。 佐藤 Googleは、「世界中の情報を整理して、誰もがカンタンにアクセスしやすい、利用しやすい環境をつくる」という企業ミッションに沿って、世界規模で開発、サービス提供に取り組んでいます。情報整理と言うと検索サービスが思い浮かぶかもしれませんが、広告もこの
Google Scholar では、さまざまな学術文献を簡単に検索できます。多岐にわたる分野と出典の論説、論文、書籍、要約、法律関係資料をお探しいただけます。
「YouTubeだって業務システムに活用できるかもしれない」。GoogleサーチアプライアンスやGoogle Appsなど、Googleの企業向けプロダクトに携わる米Googleのケヴィン・ゴフ氏は、6月7日に都内で開催した説明会で、コンシューマ向けプロダクトの技術を企業向けプロダクトに転用するGoogleの方針を語った。 オールウェイズβで、企業向けプロダクトが任せられるのか 「企業内だろうが、家庭だろうが、アプリやツールを使っているユーザーが別々なわけではない。ユーザー側からすれば、会社も家庭も同じように使えるアプリがいいはずだ」。例えば、会社でプレゼンテーションの動画を共有するようなとき、よく分からない企業向けのシステムを利用するより、普段から慣れ親しんでいるYouTubeのインタフェースや機能を活用したシステムのほうが利用が簡単だ――というわけだ。 企業向けプロダクトでGoogle
「実際のところ、Googleの共同設立者Larry Page氏は単に自分の博士号論文を完成させたかっただけだ」とスタンフォード大学の技術移転事務所(Office of Technology Licensing)でシニアアソシエイトを務めるLuis Mejia氏は言う。 1990年代中頃のある日、Page氏がオフィスにやってきたとき、Mejia氏は机について仕事をしていた。Page氏は同事務所が自分の発明である「PageRank」をライセンスし、自分が博士号を取得する間、ロイヤリティ収入を得たいと考えていた。 だが残念なことに、ライセンスは難しいことがわかった。利用を申し出た検索エンジン企業はたった1社だけで、その金額も低かった。「彼ら(Page氏ともう一人の共同設立者、Sergey Brin氏)はこれに失意を抱き、会社を立ち上げることにした」とMejia氏。Mejia氏は米国時間6月4日、
提案:オープン広告ネットワーク これを誰かと議論していると、普通最初に指摘されるのは、現在すでに他の広告ネットワークが存在しているということだ。確かに、競合関係にある多くの広告ネットワークが存在するが、それらはGoogleが現在持っているのと同じ経済構造の中で運営される傾向があり、しかもGoogleほどうまくはいっていない。それらの広告ネットワークは広告を保証し、パートナーのサイトに配信し、収入の一定割合を受け取る。これは、元になる広告ネットワークが生まれてきたときには意味があった。当時、広告は広告主との直接の関係を通じて高い値段で売られていたからだ。しかし最近では、かなり多くの広告がロングテール広告主に対してセルフサービスで売られている。 数カ月前、わたしは「オープン精神」がいかに産業を改革するかについての「独り言記事」を2つ個人のブログに投稿した(パート1、パート2)。これらの記事につ
セキュリティ研究者のRobert Hansen氏(別名:RSnake)が、「Google Desktop」に対する新しい攻撃の詳細を明らかにした。Hansen氏が発見したこの脆弱性は、マン・イン・ザ・ミドル攻撃(中間者攻撃)で、Googleと、デスクトップ検索クエリの実行者の間に攻撃者が介入する。その攻撃者はGoogleと実行者の間から検索結果を操作することができ、デスクトップ上にある別のプログラムを乗っ取る可能性がある。 攻撃の流れは次のようなものになる。Google Desktopのユーザーが検索を実行すると、これに攻撃者が妨害する。そして、ターゲットのURLページ上に見えないiframeを作成するJavascriptを挿入し、このiframeにユーザーのマウスを追跡させる。ユーザーはこれに気付かない。攻撃者はそれから、別の検索クエリを仕掛けるためのコードをユーザーのマウスを追跡してい
Salesforce.comが米国時間6月5日に記者会見を行い、あるインターネット企業との提携を発表する予定だ。インターネット企業の名前は明らかにされていないが、TechCrunchはこれが、Googleなのではないかと推測している。 TechCrunchの創設者であるMichael Arringto氏は「両社の連携を強化する内容になるのではないかと思われる。Salesforceのソフトウェアを使ってAdwordsの入札をする顧客に、ディスカウント価格を適用するという噂もある」と述べる。同氏はまた、GoogleがSalesforceを買収すべき理由として、Google Gears(オフラインでもウェブアプリケーションが使えるブラウザ用プラグイン)をSalesforce.comのCRM(Customer Relationship Management)ソフトウェアと組み合わせれば、Micro
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様々なWebアプリケーションが登場し、ローカルで動作するアプリケーションを飲み込もうとしている。が、Webアプリケーションには重要な弱点がある。それはオフライン状態では使えないと言う事だ。 メールアプリケーション、Todo管理、カレンダー…便利なアプリケーションがあるのは知りつつも、オフラインでの利用がネックになって導入できなかった方にとっては、まさに朗報と言えるソフトウェアが登場した。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGoogle Gears、Google謹製のWebアプリケーションをオフラインで動作させられるアプリケーションだ。 簡単に言えば、ローカルで簡易的なWebサーバ、データベースを持つことにある。それを使うことで、Ajaxアプリケーションのデータを内部に保持し、オフライン状態でも利用できるようになる。オンラインになれば、それまでのデータは同期される(ように開発する必要
「2006年の予想・予測」についての「まとめサイト」的なものです。今のところ65個リンクが並んでいますが、これからさらに、追記・追記で増えていくと思います。 読んで共感した「2006年の予想・予測」があったら、トラックバックをどうぞ。 今年は、よりインタラクティブに「英語で読むITトレンド」を続けていければと思っています http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060102 梅田さんのブログでは今年は上記のような取組をされるらしい。インタラクティブさがあってのブログなので参加をしてみたい。 "By 2006 a single-answer technology other than Google will emerge as the favored answering service and will remain in power for at least
フランスを拠点とする検索エンジンのExaleadによれば、同社は次なるGoogleになるのだという。「Google、待ってろよ」と同社共同創設者のフランソワ・ブルドンクル氏は語っている。 Exaleadが進めている取り組みにより、同社は3年もあれば、世界トップ5のインターネット検索プロバイダーに仲間入りできるとブルドンクル氏は考えている。 同氏の考えは、検索業界の今の時勢を暗示している。業界では、世界トップ3の検索エンジンであるGoogle、Yahoo!、およびMicrosoft MSNは目下、挑戦者にとってかつてないほど攻撃されやすい状態にあるとの認識が高まっている。 これは少し言い過ぎだろう。結局のところ、毎週何十億件と行われているインターネット検索クエリーのうち97%は依然として、上位5社のプロバイダーを介して行われている。そのなかでも、Google、Yahoo!、MSNの3社が10
いまやネットの世界を左右する強力な検索エンジンとなったGoogle。日本ではまだYahoo!の方がはるかに利用者が多いのでさほどではないですが、アルゴリズムの基本的な考えが似ているため、同じような結果が出てきます。つまり、既存の検索エンジンのその基礎となった一番最初のGoogleの検索アルゴリズムを理解すれば、検索エンジン対策にも役立つはず。 ということで、初代Googleのアルゴリズムをできるだけわかりやすく解説してみます。既存の他サイトの解説とは違い、きちんとした最初のGoogleの数式に基づいています。 詳細は以下から。The Anatomy of a Search Engine http://www-db.stanford.edu/~backrub/google.html Googleの画期的なランク付けの方法が数式による全自動のページランクというのは聞いたことがあると思いますが、
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年10月時点の調査。
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