ウェブ魚拓は、ウェブページを引用するためのツールです。ブログや掲示板に、記録した魚拓のURLを貼って利用できます。
これは単なる個人の備忘録的に翻訳しておいたストックを載せたものです。ストックがいっぱいになってきたので…。 まぁ、安倍壺三ヨイショ特集をした週刊朝鮮(=朝鮮日報)も、たまにはおもしろい記事を書くんだなと。 金正日に感謝する日本(週刊朝鮮/2006年7月24日1914号) ミサイル発射以降、先制攻撃論をチラつかせて軍備増強の機会に 「敵が私の頭上に爆弾を落とそうとしている。このようなときにどうするのか?当然、私がやられる前に敵を倒さなければならない」。もしイスラエルがこのよ うなことを言ったとすれば、それほど興奮はしないだろう。「当然の自衛権ではないか?」この程度に流しておくだろう。しかし、このような話をしたのが日本で、敵が北朝鮮なら話が違ってくる。 舞台が朝鮮半島だからという理由だけではない。アメリカが2002年に先制攻撃を容認する国家防衛保障戦略を策定したとき、我々はこのように興奮はしな
献本いただきました(多謝) 「小さな政府」を問いなおす (ちくま新書) 作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/09メディア: 新書購入: 4人 クリック: 52回この商品を含むブログ (52件) を見る 三輪芳朗先生みたいな話に興味はあるけど,文章が難しい,授業で怖すぎるwなどの理由でどうも喰わず嫌いになっている人,増田悦佐氏の話は面白かったけどもう少し理論的なものも読みたいという人……必ず満足できます.「市場」と聞いただけで虫酸が走ってしまう人,歴史・現実の話じゃないと受け入れられない人……とりあえず餅ついてこれを嫁. 政治思想とは切り離した形での経済的な意味での自由主義について標準的なミクロ経済学と戦後のイギリス・スウェーデン・日本の経験をおいながら解説が加えられていきます.書店で見かけたら,とりあえず第二章「戦後日本の社会主義革命」,第六章「スウェーデン型
「小さな政府」を問いなおす (ちくま新書) 作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/09メディア: 新書購入: 4人 クリック: 52回この商品を含むブログ (52件) を見る まず、対照的な二つの書評を紹介。 『「小さな政府」を問いなおす』(こら!たまには研究しろ!!) http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20060927#p1 『岩田規久男「「小さな政府」を問いなおす」』(bewaad institute http://www.bewaad.com/20061011.html いろいろ勉強になったが、いくつか疑問が残る本であった。特に、「ナショナル・ミニマム」の話と、「選別主義」の話は、今後じっくり考えていきたい話題だ。 まずはナショナル・ミニマムの話から。著者は次のように書く。 しかし、ほとんどの地方自治体でナショナル・ミ
ミュンヘンの教授から、ちょっと解析のヘルプがいるとメールがあったのでとても久しぶりに電話した。すでに退職しているはずなのだが、いまだに授業をしたり研究をしているそうで前と変わらないという。なんともはや。元気な人である。ハーバードのあとカルテク、という米国科学エリート街道な経歴で、そのあと欧州に来てそのまま職を得て現在にいたっている。カルテクではマックスデルブリュックの元で仕事をしており、当時のデルブリュックやファインマンのコミュニティの生き生きとした日常の昔話を聴くのが私はとても好きだった。デルブリュックといえばT4ファージで分子生物学のコンセプトを作った3人のうちのひとりである。しかしながら、興奮のさなかにあった分子生物学の初期の段階で「分子生物学は終わった」と言って、環境応答の仕事に鞍替えしている。上記のミュンヘン教授は、言葉の端々から察するにこの鞍替えが理解できなかったらしく、そのこ
「予言の自己実現」という概念を知っているか? 「オオカミが出る」と繰り返すことで村人を恐れさせて快楽を紡いできた少年が、その虚偽の故にオオカミに喰われてしまう、そんな話だ。多少の嘘と論理的錯誤は混じってはいるが、場末の酒場では問題になどされまい。問題は、酒場ではなく書斎で起こっている。今まさに。不幸を予言する言葉が不幸を欲望するようになり、書斎で書き留められる予言が不幸を待望するようになる。それが(酒場では予想し得なかった)オオカミの振る舞いである。「私にはすべて分かっている」と酒場の主は書斎に戻り、日記に書き記す。それを盗み見た妻は、いわくありげに隣人へと触れ回ることだろう。平穏な生活を送る隣人たちに。そこに「不幸への欲望」がないとは言わない(いやむしろ大いにある)。酒場の平穏。今まさに。必要とされるのは「何も変わらない」という一言である。予言の自己実現。「何も変わらない、たとえ何が変わ
日米で人気のビデオ共有サイトYouTubeで、“日米交流”が進んでいる。日本の番組など人気ビデオのコメント欄で、米国人が「このビデオの登場人物は誰? 何て言っているの?」と尋ね、日本人が英語で解説したり、一緒になってビデオを面白がったりする。YouTubeのメッセージ機能を使い、メールでやりとりしているユーザーも少なくない。 ハワイに住むアメリカ人のサマンサ・モイヤー(サンミ)さん(20)は、日本語で日常を語るビデオをYouTube上にアップし、日本人と交流している1人だ。 サンミさんはポケットモンスターやセーラームーン、エヴァンゲリオンといったアニメにハマって日本が好きになり、高校生から日本語を学び始めた。進学したハワイ大学では日本語を専攻。昨年9月から大学の留学プログラムに参加し、今年8月まで日本に住んでいた。 初めてYouTubeにビデオを発表したのは今年7月。「いろんな人が出演して
なんだかんだでいつの間にか安倍政権になってしまったけれど、その直前であの『美しい国』というあまりおもしろくない本が出たあたりで話題になったネタがある。例の強制ボランティアの話だ。大学に入るやつ全員に、半年ばかり何か強制ボランティアをさせよう、そしたらもうちょっと社会性のある人間になって、ニートだの引きこもりだのにならなくなるんじゃないか、というわけだ。 個人的には、そういうのもありかとは思う。会社に入ってしばらくして、同期の連中と遊びに出かけたときに、たまたま東京芸大の学園祭の前を通りかかって、まあちょっと見物しようと入ってみたことがある。十年一日の模擬店に、やっつけ仕事の各種展示を見て、ぼくたちは「ああ、こいつら遊び方がぬるいなあ、いや考えてみればおれたちの大学時代もぬるかったなあ、いまのおれたちならもっとガツンと遊べたのになあ」と嘆いたものだ。結果を出してお客さんに納得してもらわないと
ネットで起こることは、ポピュリズムなのか、 賢明な大衆社会の出現なのか。 アメリカのベストセラーが、 それについての指針を示している。 ●釣りバカ社員は雇うべき? ネットの役割が大きくなればなるほど、みんなの意見が正しいかどうかが重要になってくる。 ショッピング・サイトなどでは、利用者の感想を見て購入することが多くなってきたし、政治や経済の話もブログの意見を参考にしたりする。あるいは「教えてgoo」やカカクコム、メーカー・サイトのフォーラムなどでは、利用者どうしが教えあう。 金融関係のコラムニストのスロウィッキーが書いた『「みんなの意見」は案外正しい』の邦訳の帯には、梅田望夫さんの話題の本『ウェブ進化論』の一節が引用されている。 「『次の一〇年』は『群衆の叡知』というスロウィッキー仮説を巡ってネット上での試行錯誤が活発に行なわれる時代と言ってもいい」。 たしかにネットは、「みんなの意見は案
北朝鮮の核兵器実験は文字どおり全世界を揺るがせた。至近距離に位置する日本への衝撃は言わずもがな、である。金正日総書記のこの大冒険で世界の核兵器管理態勢が変わり、東アジアの安全保障態勢も大きく変わっていくだろう。その意味では2006年10月9日の北朝鮮の核実験は歴史的な転換点の一つとして国際政治史に刻まれるかもしれない。 北朝鮮の核実験がもたらす大きな変化の一つは、他の多くの主権国家にとって、核兵器の保有という行為がより近く、より容易な作業として映るようになることだろう。あれほど貧しく、あれほど孤立した小国の北朝鮮が、あれほど多くの国から反対されながらも核兵器を開発できるならば、自国が同様にしても決しておかしくない、という考え方も全世界かなりの数の国家で強まるであろう。核武装の敷居が低くなったということである。 この面で北朝鮮核実験の余波として、いま国際的に語られるようになったのは「
マイクロ取り立て屋:マイクロファイナンスも盲信すべからず。 (The Economist Vol 380, No. 8491 (2006/8/19-25), "Microsharks," pp. 62-3) 山形浩生訳 (hiyori13@alum.mit.edu) インドのマイクロクレジット市場が急拡大したために政府と縄張り争いが起きている。 高利貸し業者:悪者、マイクロクレジット:善玉。インドの田舎の多くではこれが通常の見方だった。伝統的な高利貸しはどうしてもお金が必要な人を相手に、とんでもない金利で貸し付けていた。マイクロクレジット業者は、貧乏人に少額のお金を貸す慈善団体で、必ずしも利益を得ようとはしないし、世界的にもトレンディで社会的責任もある。だから今年前半に、マイクロクレジットが急速に広まっているインドのアンドラ・プラデシュ州政府が、一部の主導的なマイクロファイナンス機関 (M
個人情報の保護 新聞倫理綱領 著作権・リンクについて 記事使用 Web広告のご案内 お問い合わせ先一覧 FujiSankei Business i. on the webに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。 このサイトは、フジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞社)から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く