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2006年11月19日のブックマーク (22件)

  • ようこそ、《外部》の時代へ - たいしゅううんどう

    id:anhedoniaさんが戦後の自殺 - 左思右想にて、面白い結果を乗せている。さらに加えて自殺統計を調べた論文がある。『「アノミーの社会学」『社会学評論』vol.55,佐々木洋成,2005,日社会学会』の論文によると、1990年の地域における自殺者の平均偏差の低まりで面白いのは、東京都周辺のいわば「郊外」の部分のほうが自殺者が少なく、東京都の自殺が多くなっている。ここで妄想をたくましくしておくならば、私たちは《外部》の時代に生きているのではないか、といってみよう。《外部》の時代とはなにか。大澤=見田氏は時代を《夢(理想)》、《虚構》の時代へと別ける。その根拠は《現実》という言葉と何が対義語になっているか、という分析によってである。ここで面白いのは《夢》/《虚構》がひとつの連続性をたもちつつも、不連続性を保っているということである。《夢》も《虚構》も、ひとつの可能世界として存立してい

  • フランクフルター陰謀論2.0(ウソ) - 荻上式BLOG

    渋谷のBOOK1stにて、安倍氏ブレーン五人組の一人らしい中西輝政さんの『日人としてこれだけは知っておきたいこと』というがトップ10入りしていたので、立ち読みしていたら、一ヶ月ぶりに「フランクフルター陰謀論(笑)」に遭遇。その曰く、ジェンダーフリーはフランクフルト学派の革命戦術の一種だそうだ。Amazonのレビューでも、「占領政策に垣間見えるフランクフルト学派の暗躍や、著者が、最近あちこちで力説している”コミンテルンとシノミンテルン”と日の隠れマルクス主義者の共謀も紹介されています」などなど、好評価みたいです。もう好きにして。 中西さんは『諸君!』2005年7月号にて、「国連、知られざる誕生の秘密」という文章を載せていて(要旨はここで読めます)、での解説はそこでのフランクフルト学派の解説とほとんど同じだった。は買っていないので、そっちの方を引用してみる。 二十世紀以降、国民の多

    フランクフルター陰謀論2.0(ウソ) - 荻上式BLOG
    microtesto
    microtesto 2006/11/19
    同じ中西でも中西寛先生の本は素敵だよ。
  • T型フォード: 世界史の授業

    microtesto
    microtesto 2006/11/19
    フォードとナチズムの関係性とかは流石に高校では教えないのかな。
  • クルーグマン:『真の庶民派』: 暗いニュースリンク

    バージニア州上院議員、ジョージ・アレンが驚き落胆するのも当然だ。1年前、ナショナル・レビュー誌の表紙で、アレン氏はその“素朴な性格”により“合衆国の次期大統領になる可能性が極めて高い”と評されていた。ところが今、彼の政治生命は終わろうとしている。 アレン議員を台無しにしたのは、“マカカ”や、イラク戦争だけではない。財界エリート達のお気に入りであるアレン氏は、拡大する格差問題を論点にする相手と対決したのである。そして、噛み煙草好きで、フットボールファンで、減税派で、社会保障民営化支持派のアレン上院議員は、真の庶民派に敗北を喫した多くのニセ庶民派の1人にすぎなかったということだ。 保守派運動の下で、共和党は有権者の大多数を犠牲にして、少数の富裕なアメリカ人達のために尽くしてきた。この現実を隠すために、保守派は論点をすり替え課題を変え続け、さらに卓越したマーケティング活動によって、民主党支持派を

    クルーグマン:『真の庶民派』: 暗いニュースリンク
  • 中岡望の目からウロコのアメリカ » ミルトン・フリードマンの思い出:私にとって忘れられない言葉

    ミルトン・フリードマンが11月16日午前3時にサンフランシスコで亡くなりました。享年94歳です。両親は東欧から移民してきたユダヤ人で、彼は1912年7月31日にニュヨーク市で生まれました。実は、私はフリードマンとは二度、東京でインタビューしたことがあります。また拙著『アメリカ保守革命』で、彼が果たしたアメリカ保守主義運動での役割について詳細に記述しています。彼の訃報を受け、様々なメディアが追悼文や彼の業績について解説記事を掲載しています。でも、どの説明もいまひとつ不十分で、フリードマンの当の姿を紹介していないという印象を受けました。私は彼の一言に導かれたアメリカの思想の研究を始めた気がします。それは、インタビューの時の「アメリカの思想の振り子は40~50年の周期で右から左、左から右に動いている」という彼の言葉でした。1980年代初の頃だったと思います。以下、追悼の念を込めて、私のフリード

  • http://www.ohmynews.co.jp/InterView.aspx?news_id=000000003155

  • 小林よしのりインタビュー

    「安倍政権、結構、期待してたんですけどね」 今回の鳥越インタビューのお相手は、小林よしのり氏。小林氏は、『ゴーマニズム宣言』をはじめとする漫画家としての顔だけでなく、最近では言論人としても活躍する。インタビューでは、影響を受けた父親の話から、安倍政権、戦時体制、言論へのテロまで、率直な考えを語ってくれた。(編集部) * * * * * 鳥越 小林さんの生まれは福岡ですね? 小林 はい、そうです。福岡です。 鳥越 (私と)同じですね。福岡はどこでしたっけ? 小林 生まれたところは今、大野城(おおのじょう)市といわれているところの寺です。そこで生まれて……。 鳥越 大野城っていうのは春日の隣だよね。 小林 そうそう、そうです。 鳥越 うちのおふくろは今春日に住んでいます。 小林 ああ、そうですか。 鳥越 で、何歳までいたの? 小林 かなり幼いときまでです。ずっと転々として。その寺には日曜のたび

  • 一個二個三項思考 - ねこまっさかさま

    さて、こうして形成される第三性について、パースはちょっと面白いことを言っています。もし、アヘンを飲んだ患者が眠るのはアヘンに催眠力があるためである、という命題があったとして、それは無内容に言葉をくり返しただけのスコラ的説明ではない。「それはいかに不明確であっても、一片のアヘンにそのような作用を働かせるある種の理由、ある種の規則性を指している。」(「連続性」、p.91)この説明、象徴的なものに対するジジェクの説明と一緒です。ジジェク先生の場合は、病名がついただけでそれ以上のことは何もわからなくても、やっぱり病名がついたというだけでもたいしたもんだ、という話で象徴的なものについて説明していたわけでしたが。バカバカしい話のようにも思えますが、まあ一般教養の根源はそこにある、とわたくしなど思うのですがいかがでしょう。 こうした第三項的な特徴について、パースはこう述べています。もし、それが真正の三項

    一個二個三項思考 - ねこまっさかさま
  • Freezing Point - 「処理の完遂」と、「終わりなき」の構造

    ひきこもりの自意識は、傷口そのもののように膿み続ける。 強迫的な再帰性は際限なく意識の秘肉を痛めつけ、痛みを感じることが現実を感じることに等しい。 傷の再生産以外に、現実を感じられる場所がない。 外界の狂乱に巻き込まれれば、再帰的な確認のタスクが増えすぎてわけがわからなくなる。 意識が、引き裂かれた虚無感でしかなくなる。 社会的意識の再起動は、自動的に再帰性の再起動になり、傷の再生産にしかならない。 「社会復帰せよ」「お前はクズだ」――こうした声は、人の中にすでにある再帰性の声をなぞっているにすぎない。 「自らに対して、処理を完遂せよ」 どんなに熟練しても、外界の動きはわれわれの処理スペックを超えている。 規範の強迫化は、足かせにしかならない。 関係に巻き込まれれば、共同体的自意識がますます自分を縛りつけ、ますます身動きが取れない。 いずれにせよ、処理は追いつかない。 処理が追いつかなけ

    Freezing Point - 「処理の完遂」と、「終わりなき」の構造
  • livedoor 外報記者ブログ(旧):米世論調査:全体の6割、民主党にはイラク政策がないと判断 - livedoor Blog(ブログ)

  • 2006-11-13

    『精神分析事典』 p.505 欲動という概念を扱う際に出会う第一の困難は、心理学化の誘惑、すなわちたとえば欲動を能と同じものと考え、人間に残る動物的なものに欲動の名を与えてよしとするような早計な理解への誘惑に抗することにある。 英語への場合と同様、フランス語への初期の翻訳においても、ほとんど機械的にTriebという語を「instinct」(能)という語で訳するというやり方が取られることによって、フロイトのテキスト自身がこの誤解に貢献することになった。 1915年にフロイトは以下のように書いている*1。 「欲動についての理論は最も重要な問題であるが、また同時に精神分析の学説の中でも最も未完のものでもある。」 同書p.506 ラカンにおいては、欲動は、無意識・転移・反復とともに精神分析の四つの基概念をなすものであり、まさに、その概念的な彫琢に、けっきょく、もっとも微妙な注意深さを要求する

    2006-11-13
  • メッセージ

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  • 飛べっ! ももんが  : 日米会社法の違い ~ ギルソン対リプトン論争を参考に

  • さりげない「背景的事情」の集積による心証形成 | 中京臨安府―文月訟廷録

    裁判員模擬裁判はその後各地で重ねられているようですが,事案によっては公判前整理手続において証拠も相当絞り込まれ,これまで主張されてきたように,平均的な裁判員の情報許容量の上限を意識して,主張立証すべき間接事実自体もそれなりに意識されているように見受けられるものもあります。 このような努力は,審理を短縮して裁判員の負担を耐えられる限度に押さえるためには必要不可欠なことであり,歓迎すべきであるといえます。その反面で,そのようにして切り捨てられ,主張立証されずに終わった事情は,当に事実認定上無意味で不要な事実と割り切るべきなのか,迷いがあるというのが筆者の率直な感じ方です。 それというのは,判決文の(事実認定の補足説明)に挙示されていない事情や証拠であっても,無意識のうちに裁判官の心証形成に影響を与えているものが少なからずあるのではないか,という気がするからです。 例を挙げろといわれてもなかな

    さりげない「背景的事情」の集積による心証形成 | 中京臨安府―文月訟廷録
  • いまだに20世紀(あるいは、私をコミュニスト呼ばわりするやつ最新版):Lessig Blog (JP) - CNET Japan

    いまだに20世紀(あるいは、私をコミュニスト呼ばわりするやつ最新版) 公開日時: 2006/11/15 00:13 著者: lessig_blog Nick Carrが、「文化革命」を立ち上げたといってわたしを非難している。共産主義の悪に関する言及で溢れたCarrの文章は、高らかにこう結ばれている:「文化革命は終わった。始まるまえから終わっていたのだ。勝利したのは反革命の側だ。かれらの16億5000万ドルがそれを証明している。」 なんとまあ。 Web 2.0記事でのわたしの主張は、営利・共有・ハイブリッドというインターネットの三種の経済について読んだ人にはより分かりやすいだろう。わたしの考えでは、Web 2.0の価値観に従うものこそ、もっとも大きな利益を得られる可能性が高い。だからこそ、David Bowieが自分の曲を使ったリミックスを募り、マッシュアップ/リミックスの世界に飛

    microtesto
    microtesto 2006/11/19
    有名になると変なのに絡まれて大変そうだ。
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    microtesto
    microtesto 2006/11/19
    小学生かよw
  • Condensed Matter Research Group

    「事象の地平線」は移転しました。 訴訟専用掲示板はこちらです。 平成19年(ワ)第610号 債務不存在確認等請求事件 判決(平成20年7月18日 山形地方裁判所) 原告:天羽優子、被告:マグローブ株式会社・上森三郎・吉岡英介  (大学については訴え取り下げ) 主文 1 別紙1,2のウェブログの書込み中、赤線で囲まれた部分について、原告がこれを削除する義務が存在しないことを確認する。 2 訴訟費用は被告の負担とする  被告が、原告の削除義務を立証せず、内容についても全く争わなかったために、認容判決となった。   別紙1内容(ウェブログ「事象の地平線」にあったもの) 2007/11/21 マグローブ株式会社から圧力をかけられています(1) [裁判]  マグローブ株式会社という、磁気活水器の会社が、掲示板の運営に圧力をかけまくっている。削除要求が出たコメントをここに引用しておく。こ

  • スティグリッツの制約されたグローバリズム

    数日前に紹介した原書があっという間に翻訳されて出ました。原書を購入した日に翻訳が出たのを知って愕然。これぞまさに情報の非対称性(というかただの無知w)。で、田中はいろんな経済学者から影響をこれでもうけているのですが(誰でもそうでしょうけど実際にはリアル世界で出会った人物が中心ですけども)、昨日のエントリーのフリードマンもそうですがこのスティグリッツからも影響を受けました。日での啓蒙書は『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』が当時の小泉政権の構造改革や中央銀行のスタンスへの批判、さらには日の奇妙なエコノミスト批判として活用できたためにとても有効でした。今回の新作でもいままでのスティグリッツの啓蒙書の基的スタンスは不変です。 世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す 作者: ジョセフ・E.スティグリッツ,Joseph E. Stiglitz,楡井浩一出版社/メーカー: 徳間書店発売日

    スティグリッツの制約されたグローバリズム
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  • http://black.ap.teacup.com/despera/250.html

    microtesto
    microtesto 2006/11/19
    ワロス
  •  ミルトン・フリードマン逝去(享年94歳) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    http://www.nytimes.com/2006/11/16/business/17friedmancnd.html 最近まで元気に長時間のインタビューにもでておられただけに残念です。現在のマクロ経済政策の基(期待で修正された短期と長期のフィリップス曲線、自然失業率の概念)を構築した重要なひとりであることはもちろんのこと、負の所得税、教育クーポン制、現在いわれている「小さな政府」論の祖形、マネタリズム、シカゴ学派の形成、経済学の啓蒙教育、変動為替相場制、投機の理論、恒常所得仮説、経済学の方法論への貢献、そして大恐慌の分析やアメリカの金融史の基礎的研究、などその業績はいまさら紹介するまでもなく大きな影響力を持っていました。日の経済論壇の一部では感情的な反発がフリードマンに対して強いのですが、いまの日はまさに「フリードマンの時代」に事実上直面しているといえるでしょう。 すこしまとめ

  • 中川秀直公式Webサイト - 「改革の成果」を雇用に還元させていく、消費を伸ばすことが重要である - 記者会見での発言 - 中川のことば